『風の歌を聴け』に出てきた本
村上春樹の本『風の歌を聴け』に出てきた本。
フローベール『感情教育』
ジェイズ・バーで酢漬けの鯵と野菜サラダを食べ、ビールを飲みながら『風の歌を聴け』の主人公の「僕」が読んでいた本。
テネシー・ウィリアムズ『熱いトタン屋根の猫』
『風の歌を聴け』の「僕」が一人で酒を飲む度に思い出す本。
映画版『熱いトタン屋根の猫』は、リチャード・ブルックス監督、エリザベス・テイラー、ポール・ニューマン出演。
ジュール・ミシュレ『魔女』
『風の歌を聴け』の「僕」の三人目のガールフレンドが死んだ半月後に「僕」が読んでいた本。
ニコス・カザンザキス『再び十字架にかけられたキリスト』
ジェイズ・バーの前にあるガードレールに腰をかけた鼠が読んでいた本。
ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
デレク・ハートフィールドがひどく気に入っていた本。
その理由は以下の2点。
「一人の人間の誕生から死までを実に丹念に順序どおり描いてあること」と「恐ろしく長い小説であること」。
トルストイ『戦争と平和』
デレク・ハートフィールドが批判的に感じていた本。
その理由は以下の1点。
「宇宙の観念が欠如しており、そのために作品は実にちぐはぐな印象をに与える」。
ウィーダ『フランダースの犬』
デレク・ハートフィールドが一番気に入っていた本。
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
鼠が書いている小説(コミック・バンドの話)の下敷きにした本。