バックナンバーNo.101〜No.200 – 編集長のつぶやき
村上春樹新聞編集長のつぶやきバックナンバーNo.101〜No.200!
全部ではありませんが、古い順に以下のようなことをつぶやいています。
- ポルトガル語は全然わからないけど、村上春樹や『ノルウェイの森』のこと
- ローリング・ストーンズのミック・ジャガーって肉じゃがみたいな名前
- グランドキャニオンをオートバイで飛び越えた冒険家
- 『Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage』
- 「人が好きになれるのなら、好きになれるうちに好きになっておいたほうがいい」
- 「トマス・ピンチョンはJ・D・サリンジャーのペンネーム」という噂
- ジャズ喫茶『ピーター・キャット』を経営しながら『1973年のピンボール』を書き終えた頃
- ジェフリー・ブラウンさんによる村上春樹のイラスト
- クリス・ヴァン・オールズバーグ『西風号の遭難』
- 『街と、その不確かな壁』を読みたいという想いが未だ叶わない人の気持ちは、僕にもわかります
- ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』のバックコーラスは走るのにはぴったりだ
- 安西水丸さんによるミッキーマウスのイラスト
- 『村上春樹、出川哲朗に会いにいく』
- 村上春樹の新訳による『カラマーゾフの兄弟』初版500万部決定!
- オレンジ色のTシャツは「TONY TAKITANI(トニー滝谷)」
- 和田誠さんと安西水丸さんの本『青豆とうふ』
- ハワード・ホークス「犯人はいったい誰なんですか?」
- レイモンド・チャンドラー「私にもわからない」
- (映画『雨に唄えば Singin’ in the Rain』は)例のレイン・ダンスでミュージカル映画史の輝かしい一ページを飾った作品だが、あのダンスはたしかに何度観ても飽きない
- エドワード・ホッパーの代表作『ナイトホークス』って、
- よしもとばななが日記を書いてる
- 『ねじまき鳥クロニクル』の本田さんの言葉
- 村上春樹とマイケル・ラドフォード監督の会話
- 芥川龍之介≒スコット・フィッツジェラルド
- 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にちなんだ朝食セット
- 村上春樹を愛読しているスペインのサッカー選手エステバン・グラネロ
- 「37度っていえば一人でじっとしてるより女の子と抱き合ってた方が涼しいくらいの温度だ。」
- アラーキーこと写真家の荒木経惟さん
- 安西水丸さんに描いてもらう予定だった新刊『セロニアス・モンクのいた風景』の装丁
- 村上春樹の直筆サインが入った、超豪華版『多崎つくる』
- 『ツイン・ピークス』に羊男って出てましたっけ?
- 『ねじまき鳥クロニクル』の主人公の岡田亨さんの母方の叔父さんが言っていたこの言葉
- サム・ペキンパー監督の映画『ワイルドバンチ』
- ドーナツの穴
- マイルス・デイビスよりセロニアス・モンクの方が先輩
『ダンス・ダンス・ダンス』の中に出てくる、ピカソの『オランダ風の花瓶と髭をはやした三人の騎士』ってどんな絵なんだろう?
そもそも、ピカソの作品に『オランダ風の花瓶と髭をはやした三人の騎士』という絵は実在するんだろうか?
という疑問。
僕は壁に手をついて彼女が何かを決心するのを待った。
今、流行りの壁ドン、『ダンス・ダンス・ダンス』にもあった!
エルヴィス・コステロを聴くと短編『ハナレイ・ベイ』を思い出してしまうのは僕だけなんだろうか?
今夜のスガシカオのツアーファイナルに村上春樹が招待されて来ているそうです。
『セロニアス・モンクのいた風景』を読んで、マイルス・デイビスよりセロニアス・モンクの方が先輩なんだと知った。
『羊をめぐる冒険』で描かれる赤と緑って、『ノルウェイの森』の赤と緑とおんなじなんだと思う。
Bad sex award (Bad sex in fiction award) に『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』がノミネートされたらしい。
たしかに、『色彩を持たない多崎つくる・・・』のセックスの描写はちょっとくどかったかもしれない。
http://www.theguardian.com/
とにかく、動け、君は時間を無駄に使いすぎる。自分の置かれた立場をよく考えてみた方がいい。そういう立場に君を追い込んだのは君自身でもあるんだからな。
『羊をめぐる冒険』で、「先生」の秘書が主人公の「僕」に向かって言うこの台詞を聞くと(読むと)、まるで読者の僕自身に向かって言われているようでドキッとする。
ドーナツの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として捉えるかはあくまで形而上的な問題であって、それでドーナツの味が少しなりとも変わるわけではないのだ。
という訳で、今『羊をめぐる冒険』を読んでいます。
久しぶりに『羊をめぐる冒険』を読んでいて初めて気づいたけど、主人公の「僕」の奥さんって、『1973年のピンボール』に出てきた翻訳事務所の事務員の女の子(1日に20回もビートルズの『ペニー・レイン』を聴く)なんじゃないだろうか?
出川哲朗と村上春樹とさだまさしのSwallows CREW名誉会員3人によるトップ会談って実現すると思いますか?
「恋愛というのはできるうちにせっせとしておいた方が良いのかもしれない。大変かもしれないけれど、そういう苦労をするだけの価値は十分あるような気がする。」
『恋しくて – TEN SELECTED LOVE STORIES』の訳者あとがきより
ウェルト文学賞の受賞スピーチで「壁のない世界について」語ったんだとか。
Google Chromeで日本語に訳すと、けっこう読めなくもないです。
http://www.welt.de/kultur/literarischewelt/
読書の秋、村上作品をたくさん読もうと思うので、それだったらサム・ペキンパー監督の映画『ワイルドバンチ』も観ておくといいだろうな、と思う今日この頃。
先月、受賞したドイツの文学賞ウェルト文学賞の授賞式に村上春樹が出席してスピーチしたそうです。
http://www.welt.de/
村上作品最古の「やれやれ」を『1973年のピンボールに発見』!
久しぶりに読みたくなって『1973年のピンボール』を読み始めたけど、『1973年のピンボール』のイントロっていいですね!
『村上朝日堂はいほー!』を読んでいて、「あっ、俺もしばらくの間、チャンドラー方式をがんばってみよう」と思いました。
金で買えるものは、得とか損とかあまり考えずに、金で買ってしまうのがいちばんなんだ。
余分なエネルギーは金で買えないもののためにとっておけばいい。
『ねじまき鳥クロニクル』の主人公の岡田亨さんの母方の叔父さんが言っていたこの言葉が、ここ数日、頭ん中を駆け巡っています。
デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』に羊男って出てましたっけ?
https://twitter.com/DAVID_LYNCH/
ドイツの新聞DIE WELTによるウェルト文学賞に、日本人の作家として初めて村上春樹が選ばれたらしい。
ウェルト文学賞の受賞者には、後にノーベル賞を受賞した作家もいるんだとか。
Haruki Murakami erhält “Welt”-Literaturpreis 2014
http://www.welt.de/
『おおきなかぶ、むずかしいアボカ 村上ラヂオ2』と『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』を読み終わった。
『村上ラヂオ3』のあとがきを挿絵を担当した大橋歩さんが書いていて、版画にちょっと興味が惹かれたのでそれとなくググったら、以前に開催された「村上ラヂオ挿絵版画展」のページを発見!
http://www.iog.co.jp/tokusyu/hangaten/
浅野忠信主演のNHKドラマ『ロング・グッドバイ』。
そのDVDボックスとBlu-rayボックスが今日、発売らしい。
「山手線の路線図はピーマンの形をしています。知ってました?」
と、村上春樹が『村上ラヂオ2』で言っていたので「山手線 路線図」でググってみた。
昨日から『木野』を読み始めている。
昨日は/あしたのおとといで
おとといのあしたや
あっ!この部分は『木野』じゃなくて『イエスタデイ』だ。
英国版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が印刷されていく風景。
https://www.youtube.com/watch?v=8PwY7l8uV2U
” Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage “
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の英語版に村上春樹の直筆サインが入った、超豪華版『多崎つくる』が紀伊國屋書店で販売されるそうです。
気になるお値段は¥178,200(税込)
んっ???
¥178,200
http://www.kinokuniya.co.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=s2axFc3ny7k
『風の歌を聴け』が村上春樹で
『風の歌を聴かせて』が桑田佳祐。
『東京奇譚集』が村上春樹で
『現代東京奇譚』が桑田佳祐。
「それがどうした?」と言われても困っちゃうだけど。
当初の予定では安西水丸さんに描いてもらう予定だった新刊『セロニアス・モンクのいた風景』の装丁。
どうやら和田誠さんが代役を引受けたっぽい。
8月30日、ロンドンの本屋さんであった村上春樹のサイン会の風景。
※TBS、フジテレビともに、YouTubeの動画が非公開になってしまいました。
1回限りの復活を遂げた「村上朝日堂」の中で村上春樹本人がアナウンスしていた次なる新刊『セロニアス・モンクのいた風景』。
夏頃に出るみたいなことを言ってた割には全然ニュースに挙がらないなぁ、と思っていたけど、ようやくアマゾンに並んでいるのを発見!
ジャズ(ジャズピアニスト)についてのエッセイみたいな感じらしいです。
和田誠さんとの共著『ポートレイト・イン・ジャズ』っぽいのかも。
9月26日発売!
週末にあったエディンバラ国際ブックフェスティバルでの、ガーディアン紙の記者と村上春樹の対談内容。
「Haruki Murakami: ‘My lifetime dream is to be sitting at the bottom of a well’」
http://www.theguardian.com/
『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』って一見ふざけているように見せて、実は人生訓が詰まった良書でもある(と、僕は思う)。
例えば
「・・・たとえ傷ついても頭にきても、それをするりと飲み込んでキュウリみたいに涼しい顔をしているように心がけた。」
という一節を最近よく思い出す。
ついこの間、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のアメリカ版が出版されたけれど、本の装幀を担当したのはブックデザイナーのチップ・キッドさんなんだとか。
http://chipkidd.com/
ニューヨーク・タイムズに載っている村上春樹の写真を見ながら「この写真はすごくいい写真だなぁ!」とずっと思ってたんだけど、あの写真ってアラーキーこと写真家の荒木経惟さんが撮ってたんですね。今さっき、気づきました。
http://www.nytimes.com/
村上春樹も登壇するブックフェス(Edinburgh International Book Festival)に行ってみたいけど、エディンバラはさすがに遠い、遠過ぎる。
https://www.edbookfest.co.uk/
イングランド版の村上春樹公式サイトを発見!
http://www.murakamibooks.co.uk/
「ところで今日の最高気温、何度だと思う?37度だぜ。37度。夏にしても暑すぎる。これじゃオーブンだ。37度っていえば一人でじっとしてるより女の子と抱き合ってた方が涼しいくらいの温度だ。」
と、『風の歌を聴け』に出てくるDJ(犬の漫才師)が言っていた。
その発言の前と、その発言の後に、犬の漫才師がかけていた音楽。
いつメルマガを登録したのか全然覚えてないけど、クノップフ社(アメリカの出版社)からメルマガが届いた。
近々、アメリカでも『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage)』が出版されるらしい。
Murakami as Inspiration.
英語で話してるから詳しいことはわからないけど、たぶん『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』からインスピレーションを得たということだと思う。
ついこの間、『風の歌を聴け』を読み終わった。
で、今、『風の歌を聴け』を映画化するにあたっての配役をひとり勝手に考えてる。
ラジオN・E・BのDJ(犬の漫才師):大泉洋
ジェイズ・バーのジェイ:浅野忠信
レコード屋の女の子:二階堂ふみ
西島秀俊がラジオN・E・BのDJ、もしくはジェイというのも考えたけど、大泉洋と浅野忠信の方が幾分しっくり来そうな気がする。どちらかと言うと、西島秀俊は『ダンス・ダンス・ダンス』の五反田くんなのかも。
レコード屋の女の子に黒木華も考えてみたけど、彼女は『羊をめぐる冒険』の完璧な耳を持っていた女の子の方が合ってるかもしれない。
夏の物語なのはわかるけど、『風の歌を聴け』の「僕」が浴びるようにビールを飲みまくってる。
村上春樹を愛読しているスペインのサッカー選手エステバン・グラネロ。
https://twitter.com/eGranero11
Esteban Granero - entrevista (agosto 2009)
村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にちなんだ朝食セット、その名も「ハードボイルド・ワンダーランド」の朝食セット(ソーセージ、サラダ、マッシュポテト、フランスパン)が食べられるBUNDAN COFFEE & BEER。
http://bundan.net/menu/
セットのフランスパンは世田谷にある超有名なパン屋さん「シニフィアン・シニフィエ」のパンなんだとか。
どうでもいいことだけど、「シニフィアン・シニフィエ」のWEBサイトは僕の友達が作りました。
http://www.signifiantsignifie.com/
芥川龍之介≒スコット・フィッツジェラルド
村上春樹の『ノルウェイの森』や『ねじまき鳥クロニクル』の英訳でも知られるジェイ・ルービンさんが編集した『芥川龍之介短篇集』。
この『芥川龍之介短篇集』の序文を村上春樹が書いていて、それによると芥川龍之介とスコット・フィッツジェラルドは似てるところがあるらしい。
東京青山のとある鮨屋での、村上春樹とマイケル・ラドフォード監督の会話
村上春樹
「『1985』という小説を書こうと思っているんだ」
マイケル・ラドフォード
「ハルキ、それはちょっとまずい。アントニー・バージェスがすでに書いている」
リチャード・リンクレイター監督の映画『ウェイキング・ライフ(Waking Life)』っぽい。
英語だから何を言っていのるかよくわからないけど。
About Haruki Murakami from Ilana Simons on Vimeo.
流れというのが出てくるのを待つのは辛いもんだ。
しかし待たねばならんときには、待たねばならん。
最近、『ねじまき鳥クロニクル』の本田さんの言葉をよく思い出す。
あっ!村上春樹の翻訳について、よしもとばななが日記を書いてる。
http://www.yoshimotobanana.com/
二階堂ふみと共演した映画『私の男』で、モスクワ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した浅野忠信。
その浅野忠信が主演したNHKドラマ『ロング・グッドバイ』の映像をネット上に発見!
・・・・・が、しかし、
第1回と第2回の映像がアップされていない。
こういうのって困る(涙)。
『風の歌を聴け』に出てくるラジオN・E・BのDJ(犬の漫才師)って、いいこと言う奴だなぁ。
村上春樹新聞アマゾン書店の本棚に、村上春樹の本を並べる今日この頃。
村上春樹の短編『レキシントンの幽霊』の文庫本の装画、その名も『レキシントンの幽霊(中島美弥さん作)』って売ってるらしい!
村上春樹新聞アマゾン書店プレオープンしました!
カット・メンシックさんがイラストレーションした、村上春樹『ねむり』。
http://www.shinchosha.co.jp/
『Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage』
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
http://www.vintage-books.co.uk/murakami/
その他、色んな国の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のブックトレイラーを集めてみました。
スペイン語版『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(El fin del mundo y un despiadado país de las maravillas)』の広告って、かなりいけてる!
絵本と侮るなかれ、クリス・ヴァン・オールズバーグさんの絵ってかなりすごい!
絵はクリス・ヴァン・オールズバーグ作(村上春樹訳)『ベンの見た夢』です。
『グレート・ギャツビー』≒『ロング・グッドバイ』
『ロング・グッドバイ』の訳者あとがきによると、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』とレイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』について村上春樹はこんな風に思っているらしい。
NHKで5週連続放送していた浅野忠信主演の『ロング・グッドバイ』を観てたら、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』を久しぶりに読み返したくなった。
でも、『ロング・グッドバイ』って長いからやっぱりやめた。
代わりと言っちゃなんだけど、クリス・ヴァン・オールズバーグ(村上春樹訳)の絵本を読もうと思う今日この頃。
絵は『いまいましい石』です。
シカゴ美術館に所蔵してある、画家エドワード・ホッパーの代表作『ナイトホークス』って、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』を連想させる。
『セロニアス・モンクのいた風景』
夏頃に、村上春樹の次なる新刊『セロニアス・モンクのいた風景』が出るらしい。
「(映画『雨に唄えば Singin’ in the Rain』は)例のレイン・ダンスでミュージカル映画史の輝かしい一ページを飾った作品だが、あのダンスはたしかに何度観ても飽きない。あれほど楽しく雨に濡れることができる人ってなかなかいないし、あれほど盛大に降る雨もあまりない。・・・・・・中略・・・・・・若くて恋をしていると、雨もまた楽しいものである」
『映画をめぐる冒険』で村上春樹がこう言ってたけど、ほんと幸せに満ち満ちた雨だなぁ。
レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』を映画化したハワード・ホークス監督の『三つ数えろ』。
村上春樹の『映画をめぐる冒険』によると、ハワード・ホークス監督は小説に出てくる事件の犯人がわからなくて、レイモンド・チャンドラーに電報を打ったんだとか。
ハワード・ホークス「犯人はいったい誰なんですか?」
レイモンド・チャンドラー「私にもわからない」
NHKで始まった浅野忠信主演のドラマ『ロング・グッドバイ』、面白い!
原作は言わずと知れたレイモンド・チャンドラー!
ツタヤで『『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック』と一緒に借りたグレン・グールドのCDを聴いていると、いかにも村上春樹を読んでますって感じでちょっと嫌だ。 でも、グレン・グールドの音楽はなかなか心地いい!
ラブストーリーのアンソロジー『恋しくて – TEN SELECTED LOVE STORIES』に収められた『恋するザムザ』の作者、村上春樹についての紹介文。
「1949年生まれ。翻訳家としてカーヴァー、オブライエン、ペイリーら同時代作家を勢力的に紹介するほか、『グレート・ギャツビー』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『ティファニーで朝食を』などの古典的小説、音楽に関するノンフィクションや絵本など、幅広い作品を手がけている。その他の訳書に「村上春樹 翻訳ライブラリー」シリーズ、マーセル・セロー著『極北』など。時に小説も書く。」
ん???
時に小説も書く?
『恋しくて – TEN SELECTED LOVE STORIES』に収められたマイリー・メロイ『愛し合う二人に代わって(原題:The Proxy Marriage = 代理人結婚))』を読んだ。
村上春樹が翻訳した小説じゃなくて、村上春樹が執筆した小説みたいな感じがした。
ところで、マイリー・メロイさんは男なんだろうか、それとも女なんだろうか?
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』を読んでいる。
あっ、違う。
『『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック』を聴いている。
村上春樹がタイトルを付けた和田誠さんと安西水丸さんの本『青豆とうふ』と村上春樹の『1Q84』の主人公の青豆って何か関係があるんだろうか?
すごい久しぶりに『中国行きのスロウ・ボート』、『カンガルー日和』、『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『パン屋再襲撃』、『回転木馬のデッド・ヒート』、『TVピープル』の短編を読み返しているけど、以前と変わらずすごい楽しく読めることが嬉しい!
反面、自分がこの間、ほとんど成長していないように思えて少し哀しい。
この写真は短編集『レキシントンの幽霊』の表紙。
よ〜く見てみると、オレンジ色のTシャツは「TONY TAKITANI(トニー滝谷)」!
「それを境に僕は立ち直りました。夜はぐっすり眠り、きちんと食事をし、ボクシングの練習にも通うようになりました。負けるわけにはいかないんだと思いました。青木に勝つとか、そういうことじゃありません。人生そのものに負けるわけにはいかないと思ったんです。自分が軽蔑し侮蔑するものに簡単に圧し潰されるわけにはいかないんです。」
短編集『レキシントンの幽霊』に収められた短編『沈黙』のこの部分にグッときた。
村上春樹の新訳による『カラマーゾフの兄弟』初版500万部決定!
という嘘も思いついていたけど、誰にも嘘をつけなかった。
村上春樹『村上春樹、出川哲朗に会いにいく』
村上春樹『出川哲朗さんと、ヤクルトスワローズについて話をする』
出川哲朗『出川哲朗、村上春樹に会いにいく』
出川哲朗『村上春樹さんと、ヤクルトスワローズについて話をする』
4冊同時出版決定!
という嘘をけっこう前から温めていたけれど、嘘をつく相手が誰もいなかった。
やれやれ
村上作品、特に80年代の村上作品によく出てくる表現「やれやれ」。
あの「やれやれ」って、全部でいったいどれくらいあるんだろう?
イラストレーターの安西水丸さん逝く
『英語で読む村上春樹』に出演しているMatthew Chozick(マシュー・チョジック)さんのTwitterによると、今夜22:50から放送なんだとか。 ほぉ、そうですか〜!
英語はできないけど、ロッシーニの『泥棒かささぎ』によって幕開けする『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭シーンは頭の中にインプットされているので、YouTubeの動画がなんとなく理解できる。
電話のベルがいかにもアメリカっぽいけど。
NHKの語学番組『英語で読む村上春樹』もこんな感じなんだろうか?
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/
ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』のバックコーラスは走るのにはぴったりだ、と村上春樹が言ってたけれど、これに関しては僕もまったくの同感。
そういう訳で『悪魔を憐れむ歌』をYouTubeで探してみたけど、ライブ演奏には村上春樹が言うところのバックコーラスはなかった。
でも、サイケデリック感はばっちり!ビリビリ来る!
一昨日のつぶやき、村上春樹が飼っていた猫「ブッチ」と「サンダンス」についての追記。
「ブッチ」と「サンダンス」は雄猫だった。
周囲の人は名前を覚えてくれなくて「ブッチャー」とか「サンダース」とか呼ばれて、まるでプロレスラーみたいな感じだった。
川本三郎さんとの共著『映画をめぐる冒険』によるとそういうことらしい。
『ドライブ・マイ・カー』
『イエスタデイ』
『独立器官』
『シェエラザード』
『木野』
『女のいない男たち』
2014年4月18日
村上春樹、久々の短編小説『女のいない男たち』
http://www.bunshun.co.jp/
山崎まさよしがカバーした『Raindrops Keep Fallin’ On My Head』を聴きながら、「あっ、この映画なんだっけ?」と思ったのでググったら、『明日に向って撃て!』であることが判明。
強盗団「ワイルドバンチ」を結成して銀行強盗や列車強盗を繰り返したブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが演じたアメリカン・ニューシネマの傑作の一つ『明日に向って撃て!』。
いい映画だ!
その昔、村上春樹は飼っていた猫に「ブッチ」と「サンダンス」という名前を付けたそうです。
タイマーズのアルバムとライブビデオ『不死身のタイマーズ』を聴きたいという想い、未だ叶わず。
なので、村上春樹の『街と、その不確かな壁』を読みたいという想いが未だ叶わない人の気持ちは、僕にもわかります。
語るべきものはあまりに多く、語り得るものはあまりに少ない。
おまけにことばは死ぬ。
一秒ごとにことばは死んでいく。路地で、屋根裏で、荒野で、そして駅の待合室で、コートの襟を立てたまま、ことばは死んでいく。
お客さん、列車が来ましたよ!
そして次の瞬間、ことばは死んでいる。
3月11日、あの地震から3年。
あの頃、サントリーのCMでは『上を向いて歩こう』が唄われていたんですね。
村上春樹が訳した絵本、クリス・ヴァン・オールズバーグ『西風号の遭難』。
『どこであれそれが見つかりそうな場所で』
『日々移動する腎臓のかたちをした石』
『スプートニクの恋人』
『ダンス・ダンス・ダンス』
『ノルウェイの森』
『海辺のカフカ』
『アフターダーク』
『羊をめぐる冒険』
僕が気づけたのはこれくらいでした。
アメリカのカートゥーン作家ジェフリー・ブラウンさんによる村上春樹のイラスト(ポストカード?)。
Jeffrey Brown Comics
四半世紀も前に出版された『ピンボール・グラフィティ』という名のピンボールについての古い本に、『「スペースシップ」号の光と影』というタイトルの文章を村上春樹が寄稿している。
ジャズ喫茶『ピーター・キャット』を経営しながら『1973年のピンボール』を書き終えた頃の、とある夜の風景はざらざらしていて、そっくりそのまま村上作品のどこかに登場していても不思議じゃない。
和田誠さんのイラスト付きJ・D・サリンジャー、村上春樹訳『フラニーとズーイ』の広告。
※画像をクリックすると拡大します。
村上春樹の新訳によるJ・D・サリンジャー『フラニーとズーイ』が出るということでサイトがオープン!
僕はサリンジャーというと『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』しか知らなかったんだけど、野崎孝さんが『フラニーとゾーイー』というタイトルで訳していたりもして、けっこう有名みたいですね。
村上春樹『フラニーとズーイ』
http://www.shinchosha.co.jp/fz/
〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!
http://www.shinchosha.co.jp/fz/fz_murakami.html
サリンジャーということで思い出したけど、「トマス・ピンチョンはJ・D・サリンジャーのペンネーム」という噂は嘘みたいですよ。
『村上朝日堂の逆襲』にそう書いてありました。
忌野清志郎を聴きながら歩いててふと思ったんだけど、「矢沢永吉のファンであり且つ村上春樹のファンでもある」という図式は成立するんだろうか?
僕の勝手な予想を式にすると
忌野清志郎と村上春樹のファン > 矢沢永吉と村上春樹のファン
ところで、セブンイレブンのCMでも使われたりしてるけど、タイマーズの『デイ・ドリーム・ビリーバー』っていい曲ですよね。
『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』などのイラストを描いた佐々木マキさん的位置はドイツだとカット・メンシックさんが当てはまるのかも、って思ったんだけど、どう思いますか?
「純愛だろうが、浮気だろうが、不倫だろうが、正解だろうが間違いだろうが、結果が良かろうが悪かろうが、「人が好きになれるのなら、好きになれるうちに好きになっておいたほうがいい」ということです。誰かを好きになった記憶というのは、長い歳月にわたって人の心をじわじわと温めてくれます。」
と村上春樹が言っていた。
うん、いい言葉(メッセージ)ですよね!
僕は明日、合コンです!
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』も色んな国で翻訳され始めてるみたいですね。
英語版『Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage』は2014年の夏なんだとか。
世界中で翻訳されている村上作品を全部揃えられたら、表紙を見ているだけでワクワクできそうですよね。
http://www.vintage-books.co.uk/murakami/
ソチオリンピックのスキージャンプを見ていると、『村上ラヂオ』に載っていたイーブル・ニーブルさんというグランドキャニオンをオートバイで飛び越えた冒険家の言葉を思い出す。
「ジャンプすること自体はべつにむずかしくありません。むずかしい部分は、着地をしようとするところから始まります」
村上作品にはビートルズがちょくちょく登場する。
ただ、ビートルズとおなじくらい、もしくはそれ以上にローリング・ストーンズも出てくる。
何が言いたいかというと、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーって肉じゃがみたいな名前ですよね。
「えっ、何このオタク系の動画」
って思わせるイントロだけど、最後まで見ると、すごい作り込まれてて驚かされました。
ポルトガル語は全然わからないけど、村上春樹や『ノルウェイの森』のことですよね、たぶん。
先週に引き続き、都心は今日も大雪!
この前『ノルウェイの森』ごっこというのを思いついたんだけど、こんな雪の日は女の子を助手席に乗せて、ローリング・ストーンズの『ゴーイン・トゥー・ア・ゴーゴー』にあわせて「ゴオイン・トゥ・ア・ゴッゴ」と歌う『ダンス・ダンス・ダンス』ごっこなんていいかもしれない。
「いいかお前ら、誰が何と言おうと村上春樹なんて一番最低だ!」
と言う人に、もし出会ったらちょっと困るけど、
「いいかお前ら、誰が何と言おうと村上春樹の『ノルウェイの森』が一番最高だ!」
と言う人に出会っても、やっぱり困る気がする。