『走ることについて語るときに僕の語ること』を読む時に知っておくとよさそうな有名人
誰この人?
『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んでいて、そう思ったことはありませんか?
僕はあります。なので『走ることについて語るときに僕の語ること』を読む時に知っておくとよさそうな有名人をまとめてみました。
サマセット・モーム
『月と六ペンス』で知られるイギリスの小説家。
代表作『人間の絆』は、アメリカのアマゾンによる「死ぬまでに読むべき本100冊」に、村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』と共にランクインしています。
アーネスト・ヘミングウェイ
『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』『老人と海』などの作品で知られるアメリカの小説家。
1980年代に出版された村上春樹のエッセイ『'THE SCRAP' 懐かしの一九八〇年代』によると、スコット・フィッツジェラルドのペニスが人並みはずれて小さかったという俗説の誕生には、ヘミングウェイの『移動祝祭日』が寄与しているんだとか。
また、『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』によれば、ヘミングウェイはこんなことを言ったそうです。
「人が真の男になるためには、四つのことを成し遂げなければならない。木を植える、闘牛をする、本を書く、そして息子をつくることだ」
ドメニコ・スカルラティ
バッハなどと同じ時代に活躍した、大器晩成型のイタリア人作曲家。
スコット・フィッツジェラルド
『ノルウェイの森』の主人公、ワタナベトオルくん。彼にとってベスト・ワンの書物『グレート・ギャツビー』。
その『グレート・ギャツビー』を書いたアメリカの小説家。
瀬古利彦
正月の風物詩となった箱根駅伝で解説を務めることもある元マラソン選手。
イエス・キリスト
キリスト教における神様。
中村清
前述のマラソンランナー、瀬古利彦さんを育てたカリスマ監督。
谷口伴之
早稲田大学出身のマラソン選手。
エッセイ『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』の「果たされなかったもの」という項に、胸を少し熱くさせる文章が載っています。
金井豊
早稲田大学出身の長身のマラソン選手。
エッセイ『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』の「果たされなかったもの」という項に、胸を少し熱くさせる文章が載っています。
レイモンド・チャンドラー
フィリップ・マーロウが活躍するハードボイルド小説『ロング・グッドバイ』『さよなら、愛しい人』『リトル・シスター』『大いなる眠り』『高い窓』を書いたアメリカの小説家。
シェイクスピア
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のミスター・グレイこと灰田くんが愛読するイギリスの劇作家。
バルザック
フランスの小説家。前述のサマセット・モームは、バルザックについて「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と評しているそうです。
『駄目になった王国』というタイトルの村上春樹のショートショートにQ氏という人物が出てくるけれど、彼はバクザックやモーパッサンといったフランスものが好きで、大江健三郎なんかも時々読む人です。
ディッケンズ
『1Q84』の主人公、天吾くんが少年時代にむさぼるように読んだイギリスの小説家。
ちなみに、天吾くんが最初に読んだのは『オリバー・ツイスト』とのこと。
※村上春樹は「ディケンズ」ではなく「ディッケンズ」と表記。
高橋尚子
村上春樹が生で見たオリンピック、シドニー大会のマラソン日本代表として出場し、金メダルを取った元マラソン選手。
ダントン
「勇気が、常に勇気が、さらに勇気が必要なのだ」という有名な演説をした、フランス革命で活躍した政治家。
ロベスピエール
フランス革命の頃に恐怖政治を断行したフランスの政治家。
デイブ・スコット
アメリカのトライアスロン選手。
http://www.davescottinc.com/
メアリ・モリス
アメリカの女性作家。
http://www.marymorris.net/
ピノキオ
ウォルト・ディズニーが産み出した木の人形であり、時計職人のゼペットさんが作った木の人形。
有森裕子
マラソン日本代表として、バルセロナとアトランタのふたつのマラソンを走った元マラソン選手。
テス・ギャラガー
村上春樹の翻訳による『ぼくが電話をかけている場所』『夜になると鮭は・・・・』『ささやかだけれど、役にたつこと』などで知られるアメリカの短編小説家レイモンド・カーヴァー。彼の奥さん。
岡みどり
ショートショート『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』に載っている『ビール』という話の主人公「オガミドリ」さん。
岡みどりさんと関係はあるのか?
う〜ん・・・・・・