コム・デ・ギャルソンの川久保玲さんと『ねじまき鳥クロニクル』の赤坂ナツメグとファッションデザイナーの夫
けっこう昔に出た村上春樹のエッセイ『日出る国の工場』。
この中で、コム・デ・ギャルソンという企業の構造について説明がされている。
それによると
「デザインは川久保玲さんが一人で全部こなす。蜂の巣でいえば女王蜂、ワン・アンド・オンリーのセクションである。」
とのこと。
といっても、これは1986年当時の話だけれど。
ふと思ったけど、コム・デ・ギャルソンのデザイナーである川久保玲さんと『ねじまき鳥クロニクル』に登場する赤坂ナツメグ、そしてファッションデザイナーの夫、この3人の間に何かしらの接点はあるんだろうか?
『1Q84』の執筆後に行われた、雑誌『考える人 – 村上春樹ロングインタビュー』によると、村上春樹は年に2回、がんばってコム・デ・ギャルソンに行くんだそうです。
僕もがんばって、コム・デ・ギャルソンに行けるようになりたい。
村上春樹の洋服の守備範囲はギャップ、バナナ・リパブリック、Jクルー、ラルフ・ローレンだけれど、肩幅が大きいので上着だけはコム・デ・ギャルソンが中心。
理由はコム・デ・ギャルソンの上着はかなりだぶっとしているから。