村上春樹

  • ギリシャでの「初」マラソンの後、タヴェルナでくつろぐ村上春樹
  • ボードゲームに興じる村上春樹
  • ボストンマラソンを走る村上春樹
  • モンゴルの草原、ノモンハン事件の跡地を訪れた村上春樹
  • 1990年頃、インタビューを受けている村上春樹
  • 村上春樹&カット・メンシックさん
  • 安西水丸さんのイラストによる村上春樹
  • ロングインタビューを受ける村上春樹
村上春樹はノーベル文学賞候補に挙げられる日本を代表する小説家。

1949年1月12日の水曜日(山羊座、A型、裏誕生日7月12日)、ともに国語教師の村上千秋(京都のお寺の息子)・美幸(船場の商家の娘)の長男として京都市伏見区(※神戸近郊説)に生まれる。丑年、山羊座のA型。
もの心つく前に西宮市夙川へ引っ越し。
2~3歳時に家の前の川に落ち流され、もう少しで暗渠に入るところを助けられる。その時の暗闇が最初の記憶として残る。

1955年、秋になるとけっこう大きなまつたけが入った「まつたけうどん」が給食に出る兵庫県立西宮市立香櫨園小学校に入学。教育者の家庭でわりに厳しく育てられる。
1961年、芦屋へ転居。兵庫県芦屋市立精道中学校に入学。1年生の時に読んだスタンダールの『赤と黒』に感動を覚える。また、トルストイ、ドストエフスキーなどのロシア文学に特に魅かれる。
14歳の1月、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのライブを神戸で聴きジャズに狂い始める

1964年、兵庫県立神戸高校に入学。2年生の時に新聞部の編集長に就任。辞書を片手にアメリカの小説を読みふける。最初にペーパーバックで読んだのはロス・マクドナルドの『マイ・ネーム・イズ・アーチャー』、また、カート・ヴォネガットの『猫のゆりかご』を読んで「ワオ!」と思う。他に、エド・マクベイン、レイモンド・チャンドラー、スコット・フィッツジェラルドなど。

1969年、1年間の浪人を経て早稲田大学文学部演劇科へ入学。上京後3日で標準語を完璧にマスター。
目白の私立寮「和敬塾(経営者は札つきの右翼で、寮長は陸軍中野学校出身の気味の悪いおっさん)」で約半年過ごした後退塾。
シナリオ・ライターになりたいという思いからシナリオ研究会に入るも短期間でやめ、その後は大学の演劇博物館に入りびたりシナリオを読み、年間200本以上の映画を観る生活を送る。
学園紛争に個人的に興味を持ち、出入りがあると石を投げたり殴り合いを行うが、組織で何かやるようなことは不純だという思いからバリケードやデモには参加しなかった。ジャズ喫茶に行き暗いところでコーヒーを飲みながら大江健三郎吉本隆明を読むことが正統な時代に、村上春樹はピット・インでジャズを聴き、名画座をまわり、ピンボールをするという異端的な過ごし方をする。

1971年、大学時代の二人の友人のうちの一人である陽子さん(10月3日生まれ、天秤座)と学生結婚。結婚の理由は、大学3年になり同棲を始めるが同棲が嫌いだったこと、一人っ子で育ち家に親しかない従属的な環境から早く自分の世界を持ちたいという思いによる。結婚と同時に陽子さんの実家である文京区千石の寝具屋に居候する。

1972年頃より、昼はレコード屋、夜は喫茶店でアルバイトをし、村上春樹と陽子さんの二人で2年間で250万円を貯金。更に銀行から250万円を借り、国分寺に念願のジャズ喫茶「ピーター・キャット(19坪)」を1974年に開店(キース・ジャレットのレコードはなく、ジョン・コルトレーンのレコードもあまり置いてないけど、クロード・ウィリアムソンのレコードが揃っていて、スタン・ゲッツのレコードが沢山ある)。
スペイン風の白い壁、木製テーブルと椅子が品よくレイアウトされた「ジェイズ・バー」を彷彿とさせるたたずまいだった。

1975年、早稲田大学文学部演劇科を卒業。卒業論文は「アメリカ映画における旅の思想」(『駅馬車』から『2001年宇宙の旅』にいたるまで、アメリカ映画の発達とテーマは人と物の移動にある、という論旨)。「卒論を書くのなんてイヤでしかたない」という思いから3日間ででっちあげて卒論を書くも成績は「特優」をもらう。

1978年4月1日午後1時半頃、場所は神宮球場、寝ころんでビールを飲みながら観戦していた対広島戦でヤクルトスワローズ先頭バッターのデイブ・ヒルトンがヒットを放ち二塁ベースへ到達した瞬間、「そうだ、小説を書いてみよう」と思い立ち、万年筆と原稿用紙を買ってきて書き始める。
「ピーター・キャット」(1977年に千駄ヶ谷に移転、後に仕事をするイラストレーターの安西水丸や和田誠と出会う)を経営のかたわら『風の歌を聴け』を、スコット・フィッツジェラルドの言葉を時に励みに執筆。小説のタイトルはトルーマン・カポーティの短篇の一節「何も思うまい。ただ風にだけ心を向けよう」から名付けられる。
最初はリアリズムの文体で書くも、全然面白くないという思いから現在の文体へ変更。プロ野球の優勝が決まる頃に書き終わり、神宮前郵便局へ持っていき応募をする。
1979年6月、カート・ヴォネガットやリチャード・ブローティガン(ともに村上春樹の大学時代のヒーロー)の影響の入ったこの作品は第22回群像新人文学賞を受賞(選考委員は吉行淳之介丸谷才一島尾敏雄佐々木基一佐多稲子 )。授賞式には青山のVANのバーゲンで買ったオリーブ色のコットン・スーツに白いテニスシューズを履いて出席し、「これから何か新しい人生が始まるんだなあ」という思いに至る。受賞の賞金で猫を購入。
装幀は村上春樹が『ガロ』の頃からファンであった佐々木マキ(本人曰く「佐々木マキは僕にとっては永遠の天才少年である」とのこと)。
芦屋市立精道中学校の三年後輩に当たる大森一樹監督により映画化(出演:小林薫、真行寺君枝、巻上公一、室井滋、他)をされる。

『風の歌を聴け』に続く物語(方向性)が必要だという思いから『1973年のピンボール』を、「ちきしょう」とか「くそ」とか悪態をつきながら執筆。
『1973年のピンボール』は『風の歌を聴け』と同じく、芥川賞の候補であり、また夜中に台所で書かれた小説。
芥川賞候補になってしまったことによる周囲の煩わしさから、『1973年のピンボール』の芥川賞選考会当日は講談社の人と新宿の住友ビルで賭け麻雀をしていた。結果は村上春樹が1万5千円の負け。
また、『1973年のピンボール』から短編『双子と沈んだ大陸』が生まれた。

『1973年のピンボール』が芥川賞の候補になった影響から、他人に勧められる形で『街と、その不確かな壁』を文學界に執筆。
けれど、「小説を書きたい時に小説を書く」という村上春樹の執筆スタイルとは明らかに異なっていた為、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の原型となる『街と、その不確かな壁』は、本人曰く「失敗」、「後悔している」、「自己嫌悪になった」、「(この作品を)一切表に出す気はない」という形で終結。

村上龍が『コインロッカー・ベイビーズ』を書く前と書いた後の2度対談を行い、『コインロッカー・ベイビーズ』を読んだ後、儲かっていたジャズ喫茶(「どんなオン・ザ・ロックにも哲学はあるのだ」と思いながらオン・ザ・ロックを作っていた)を閉め千葉県船橋市へ転居。
専業作家として『羊をめぐる冒険』を、時に村上龍という存在(ライバル)を強い励みに執筆。執筆開始時点では「オープニングは三島由紀夫が死んだところから始める(1970年11月25日)」、「羊を出す」、「最後は海岸で終わる(埋め立てられた故郷の海を見てその思いに至る)」の3つしかなかった。
第4回野間文芸新人賞受賞。
『羊をめぐる冒険』を書き終えた後、1ヶ月間仕事をしないでいいようにセッティングする形で煙草をやめ、代わりにランニングを始める。それまでは、1日約60本の煙草を吸っていた。

五木寛之と対談。中上健次と対談。

1984年8月、『街と、その不確かな壁』を発展させる形で『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の執筆に取り掛かり、翌年の36才の誕生日に書き終えるも、第一稿を読んだ陽子さんから「ひどいから書き直せ」と言われ、一週間徹夜をして改稿。同年3月に完成。
第21回谷崎潤一郎賞受賞(選考委員?は大江健三郎吉行淳之介丸谷才一丹羽文雄)。

1986年末、ギリシャのミコノス島で『ノルウェイの森』を書き始め、翌年の春にローマで書き終える。
『ノルウェイの森』は当時、村上春樹の担当をしていた講談社の木下さんが発したひと言(「『螢』をもっと長くして書いたらどうですか。あれが好きだからもっと長く読みたい、続きが読みたい」)がきっかけで、短編『螢』を発展させる形で書き始められた。また、短編集『回転木馬のデッド・ヒート』に収められた短編によってリアリズムを書く訓練をしたことが『ノルウェイの森』執筆に大きく影響し、短編『ファミリー・アフェア』を書いた手応えにより登場人物のひとりである小林緑を描くこともできた。
『ノルウェイの森』というタイトルについては、「どういうタイトルがいいかな」と陽子さんに尋ねたところ、「『ノルウェイの森』でいいんじゃない」との返答があり最後の最後ようやく決定した(この時まで陽子さんはビートルズの『ノルウェーの森(Norwegian Wood)』を一度も聴いたことがなかった)。ちなみに、ビートルズの『Norwegian Wood』『Knowing she would』の語呂あわせから生まれた(らしい)
100パーセントの恋愛小説です」というコピーを帯に載せ売り出される。

『ノルウェイの森』の翌年(1987年12月~1988年3月)に『ダンス・ダンス・ダンス』を執筆。村上春樹が長編を書くペースとしてはインターバルが異常に短い。理由として、リアリズムで書かれた『ノルウェイの森』から村上作品本来の物語性へ戻ること、40才になる前にもうひとつまとまった仕事をしようと思ったこと、そして何より単純にこの小説が書きたかったことがあげられる。『ダンス・ダンス・ダンス』で本当に書きたかったのは羊男のこと。
以下、「「自作を語る」羊男の物語を求めて」より。
「ある意味では、羊男はずっと僕の心の中に住んでいた。僕は『羊をめぐる冒険』を書き終えたあとでもよく羊男のことを考えた。いるかホテルの暗い部屋の中に今でもひとりでひっそりと生きているであろう羊男のことを。羊男はそこで今いったい何をしているのだろう。そして羊男とは僕にとっていったい何だったのだろう、と。」。

1991年、プリンストン大学アジア研究部客員研究員となる。
湾岸戦争によってアメリカのナショナリズムが高揚するなかで『ねじまき鳥クロニクル』を書き始める。小説の出だしは短篇小説『ねじまき鳥と火曜日の女たち』。
プリンストン大学の図書館にあったノモンハン事件に関するいくつかの書物を読む過程で、この戦争(ノモンハン事件)を小説の軸のひとつにすることを決める。
また、作品の一部は切り取られ、新たに『国境の南、太陽の西』として生まれ変わる。
『ねじまき鳥クロニクル』からAppleのパソコンにより執筆が行われる。

スプートニクの恋人』を執筆。『スプートニクの恋人』は『羊をめぐる冒険』や『ねじまき鳥クロニクル』と同様に、タイトルが先に決定してから書かれた小説。
ある日に書いた「22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な・・・・・・中略・・・・・・それがすべてのものごとが始まった場所であり、(ほとんど)すべてのものごとが終わった場所だった。」という冒頭にある文章から生まれた。

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編を書こうという思いから『海辺のカフカ』の執筆が企画される。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から相当な時間を経ていたため物語に直接的な結びつきはないが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』海辺のカフカ双方には「森」が登場する。

2006年、チェコの文学賞、フランツ・カフカ賞を受賞。また、同年、フランク・オコーナー国際短篇小説賞も受賞。

2009年、イスラエルのエルサレルム賞を受賞。映画『真昼の決闘』のゲーリー・クーパーになったような気分でエルサレムへ向かい、「Of Walls and Eggs / 壁と卵」のスピーチを行う。
また、エルサレルム賞受賞者にノーベル文学賞の受賞者が数多くいるため、ここ数年は毎年ノーベル文学賞の候補に挙げられる。

2011年6月、スペインのカタルーニャ国際賞を受賞

2013年、客員研究員を務めるハワイ大学マノア校であった「東アジアを旅するテキスト 村上春樹の読まれ方」と題したシンポジウムで講演。

人物像

主な肩書きは梅竹下ランナーズ・クラブ会長、東京するめクラブ隊長、他。
趣味は翻訳、定期的な引っ越し、古いLPレコードのコレクション(守備範囲は主にジャズ)。
アイドルはドアーズのジム・モリソン、レイモンド・チャンドラー。
極端な中華料理アレルギー。一方、うなぎは大好き(幼少の頃は好きではなかった)で、すき焼きもけっこう好き(幼少の頃から好きだった)。昔から甘いものが好きではないが、例外としてドーナツが好き。
何度も繰り返し見た映画はジョン・フォード『静かなる男』、ドナルド・シーゲル『突撃隊』、ジョン・ランディス『アニマル・ハウス』。
こでまで訪れたことのある国はアメリカ、ギリシャ、イタリア、イングランド、スペイン、ジャマイカ、イスラエル、アイルランド、ノルウェー他。
猫が好き。これまで飼った猫の名前はピーター、みゅーず、きりん、ブッチ、サンダンス、しまねこ、みけ、スコッティー、くろ、とびまる、など。

村上作品に流れる音楽

村上作品に出てくる映画

村上春樹の共著者

安西水丸 ★佐々木マキ ★和田誠 ★河合隼雄 ★小沢征爾 ★大橋歩 ★糸井重里 

村上春樹が翻訳をした作家

スコット・フィッツジェラルド ★レイモンド・カーヴァー ★レイモンド・チャンドラー ★トルーマン・カポーティ ★ J・D・サリンジャー ★アーシュラ・K・ル=グウィン ★ラッセル・バンクス ★デニス・ジョンソン ★ウィリアム・トレヴァー ★ダニエル・ライオンズ ★リンダ・セクソン ★ポール・セロー ★デイヴィッド・フォスター・ウォレス ★イーサン・ケイニン ★アンドレア・リー ★マイリー・メロイ ★デヴィッド・クレーンズ ★トバイアス・ウルフ ★ペーター・シュタム ★ローレン・グロフ ★リュドミラ・ペトルシェフスカヤ ★アリス・マンロー ★ジム・シェパード ★リチャード・フォード、等の作家を翻訳。

YouTubeの仕様の為、一部の動画はスキップしてしまいます(※村上春樹新聞YouTubeチャンネルなら見られるかもしれません)。

YouTube村上春樹動画

  • スペイン語版『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
  • 韓国語版『ポートレイト・イン・ジャズ Portrait in Jazz』
  • ヘブライ語版『めくらやなぎと眠る女』
  • 英語版『国境の南、太陽の西』
  • 韓国語版『村上朝日堂』
  • ドイツ語版『ねむり(眠り)』
  • 英語版『アフターダーク』
  • スペイン語版『ねじまき鳥クロニクル』
  • フランス語版『走ることについて語るときに僕の語ること』
  • ヘブライ語版『海辺のカフカ』
  • ドイツ語版『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』
  • 韓国語版『1Q84』
  • 韓国語版『回転木馬のデッド・ヒート』
  • フランス語版『象の消滅』
  • ベトナム語版『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
  • 英語版『ノルウェイの森』
  • ドイツ語版『ふしぎな図書館』
  • ロシア語版『走ることについて語るときに僕の語ること』
  • 英語版『ダンス・ダンス・ダンス』
  • フランス語版『スプートニクの恋人』
  • 日本語版『村上春樹 雑文集』装画・解説対談:安西水丸×和田誠
  • トルコ語版『ねじまき鳥クロニクル』
  • フランス語版『アフターダーク』
  • ベトナム語版『1Q84』
  • デンマーク語版『国境の南、太陽の西』
  • 韓国語版『夢で会いましょう』
  • 英語版『スプートニクの恋人』
  • ロシア語版『TVピープル』
  • 英語版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • ベトナム語版『海辺のカフカ』
  • 韓国語版『村上春樹 雑文集』
  • 英語版『羊をめぐる冒険』
  • イタリア語版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • スペイン語版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • フランス語版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • オランダ語版『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • 村上春樹年表Open or Close

    村上春樹が書いてきた作品のこと、村上春樹が何処かで何かをしたこと、村上作品の中で起こった色んなことの年表です。

  • 1847Open or Close

    アメリカのメイン州キャムデン。ベリカリーで見習いとして働いていた15歳のハンソン・グレゴリーという少年によって、世界で初めてドーナツの穴が誕生。
    【村上ラヂオ】

  • 1909Open or Close

    作家デレク・ハートフィールドがオハイオ州の小さな町に生まれる。
    【風の歌を聴け】

  • 1930Open or Close

    デレク・ハートフィールドの五作目の短編が原稿料20ドルでウィアード・テールズ(ウェアード・テールズ)に売れる。
    【風の歌を聴け】

  • 1936Open or Close

    デレク・ハートフィールド『気分が良くて何が悪い』刊行。
    【風の歌を聴け】

  • 1937Open or Close

    間宮中尉(間宮徳太郎氏)、満州へ渡る。少尉として新京の関東軍参謀本部に着任。
    【ねじまき鳥クロニクル】

  • 1938Open or Close

    6月、『気分が良くて何が悪い?』、『虹のまわりを一周半』、『火星の井戸』、『冒険児ウォルド(ハートフィールド最大のヒット作)』などを書いた作家デレク・ハートフィールドがエンパイア・ステート・ビルの屋上から飛び下りた。
    【風の歌を聴け】

  • 1945Open or Close

    8月17日、終戦の日の二日後、『風の歌を聴け』の「僕」の叔父のひとりは、自分の埋めた地雷を踏んで上海の郊外で死去。
    【風の歌を聴け】

  • 1946Open or Close

    トニー滝谷の父親であるジャズ・トロンボーン奏者の滝谷省三郎が中国の上海から帰国。
    【トニー滝谷】

  • 1947Open or Close

    トニー滝谷の父親、滝谷省三郎結婚。
    【トニー滝谷】

  • 1948Open or Close

    12月24日、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』の主人公の「僕」誕生。

    『トニー滝谷』の主人公トニー滝谷誕生。

  • 1951Open or Close

    1月4日、『国境の南、太陽の西』の「僕」誕生。

  • 1957Open or Close

    カラヤンとグレン・グールドがベルリン・フィルハーモニーをオーケストラにベートーベンのピアノ協奏曲第三番を演奏。
    【小澤征爾さんと、音楽について話をする】

    10月4日、ソヴィエト連邦がカザフ共和国にあるバイコヌール宇宙基地から世界初の人工衛星スプートニク1号(直径58センチ、重さ83.6kg)を打ち上げ。地球を96分12秒で1周。
    【スプートニクの恋人】

    11月3日、ライカ犬を乗せたスプートニク2号を打ち上げ。ライカ犬は宇宙空間に出た最初の生物となるが、衛生は回収されず、宇宙における生物研究の犠牲となった。
    【スプートニクの恋人】

  • 1958Open or Close

    9月26日、夕刻。ソニー・ロリンズが一人、テナー・サキソフォンの音階練習にはげんでいると、「ねえ、おじさん、何してんのさ」と通りがかりの男の子がソニー・ロリンズに訊ねた。「原始怪獣と闘ってるのさ」とソニー・ロリンズは答えた。
    【夢で会いましょう】

  • 1959Open or Close

    グレン・グールドとレナード・バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニックをオーケストラにベートーベンのピアノ協奏曲第三番を演奏。
    【小澤征爾さんと、音楽について話をする】

  • 1960Open or Close

    ビング・クロスビーが何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も『ホワイト・クリスマス』を唄った。
    【象工場のハッピーエンド】

  • 1962Open or Close

    グレン・グールドとレナード・バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニックの演奏会で、ブラームスのピアノ協奏曲第一番を演奏。演奏の前にバーンスタインが聴衆に向かって「これは私が本来やりたいスタイルの演奏ではない。ミスタ・グールドの意思でこうなった」と弁明。
    【小澤征爾さんと、音楽について話をする】

  • 1963Open or Close

    春、『風の歌を聴け』の「僕」は、14年間のブランクを埋め合わせるかのように(小さい頃、ひどく無口な少年だった)3ヵ月かけてしゃべりまくり、7月の半ばにしゃべり終えると40度の熱を出して3日間学校を休む。
    【風の歌を聴け】

    股の間にひどい皮膚病を抱えた中学校三年生の夏、『風の歌を聴け』の「僕」は絶版になったままのデレク・ハートフィールドの最初の一冊を偶然手に入れる。
    【風の歌を聴け】

    『風の歌を聴け』の「僕」は女の子との初めてデートでエルヴィス・プレスリーの主演映画を観る。
    【風の歌を聴け】

  • 1966Open or Close

    『風の歌を聴け』の「僕」の叔父のひとりが体中をずたずたに切り裂かれ、体の入口と出口にプラスチックのパイプを詰め込まれたまま苦しみ抜いて死去。
    【風の歌を聴け】

  • 1967Open or Close

    村上春樹がジム・モリソンの音楽と出会い、ジム・モリソン(ザ・ドアーズ)の歌う『ライト・マイ・ファイア(Light My Fire)』を初めて聴く。
    【村上朝日堂はいほー!】

    春、鼠と「僕」が出会う。泥酔して乗ったフィアット600で80キロのスピードで公園に突っ込み、車は大破するも、ふたりとも怪我ひとつなし。
    【風の歌を聴け】

  • 1968Open or Close

    デレク・ハートフィールドの熱心な(そして唯一の)研究家であるトマス・マックリュア『不妊の星々の伝説(Thomas McClure; The Legend of the Sterile Stars: 1968)』刊行。
    【風の歌を聴け】

  • 1969Open or Close

    1月12日、村上春樹の二十歳の誕生日。冷え冷えとした薄曇りの冬の日で、アルバイトを代わってくれる人が見つからず、喫茶店のウェイターの仕事をして過ごす。その日は最後の最後まで楽しいことなんて何ひとつない一日で、これからの人生全体を暗示しているように感じた。
    【バースデイ・ストーリーズ】

    夏、「不治の病に冒されていると信じこんでいる有名なファッション・デザイナーで30歳ばかりの女が主人公」の小説を鼠が読む。
    【風の歌を聴け】

    10月21日、新宿で最も激しいデモが吹き荒れた夜、『風の歌を聴け』の「僕」が人生で二人目に寝た女の子(ヒッピー)と出会う。
    【風の歌を聴け】

  • 1970Open or Close

    8月8日、ジェイズ・バーで鼠と「僕」がビールを飲んでいる時に、鼠がカウンターに両手をついたまま「僕」に向って「金持ちなんて・みんな・糞くらえさ。」とどなった。
    【風の歌を聴け】

    11月25日、三島由紀夫が憲法改正のため自衛隊の決起を呼びかけた後、割腹自殺をした(三島事件、楯の会事件)日の午後、『羊をめぐる冒険』の「僕」と「誰とでも寝る女の子」はICU(国際基督教大学)のラウンジでホットドッグを食べコーヒーを飲んでいた。
    【羊をめぐる冒険】

  • 1971Open or Close

    「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公である「私」がオリーヴ・グリーンの米軍ジャケットを購入。
    【世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド】

  • 1978Open or Close

    4月1日、ヤクルトVS広島の一戦。先頭バッターのデイブ・ヒルトンがレスト線にヒットを打って、二塁へ到達。その時、「そうだ、小説を書いてみよう」と思う。書いたのはもちろん『風の歌を聴け』。

  • 1979Open or Close

    『風の歌を聴け』刊行
    装画:佐々木マキ
    発行所:講談社

  • 1980Open or Close

    『1973年のピンボール』刊行

    『街と、その不確かな壁』を『文學界』9月号に掲載

  • 1981Open or Close

    『夢で会いましょう』(共著者・糸井重里)刊行

    『ウォーク・ドント・ラン 村上龍VS村上春樹』(共著者・村上龍)刊行

    スコット・フィッツジェラルド 『マイ・ロスト・シティー』翻訳・刊行

  • 1982Open or Close

    2月22日、六本木の瀬里奈で村上春樹と糸井重里が対談。

    『羊をめぐる冒険』刊行
    第一章 1970/11/25
     水曜の午後のピックニック
    第二章 1978/7月
     1 十六歩歩くことについて
     2 彼女の消滅・写真の消滅・スリップの消滅
    第三章 1978/9月
     1 鯨のペニス・三つの職業を持つ女
     2 耳の開放について
     3 続・耳の開放について
    第四章 羊をめぐる冒険1
     1 奇妙な男のこと・序
     2 奇妙な男のこと
     3 「先生」のこと
     4 羊を数える
     5 車とその運転手(1)
     6 いとみみず宇宙とは何か?
    第五章 鼠からの手紙をその後日譚
     1 鼠の最初の手紙 一九七七年十二月二十一日消印
     2 二番めの鼠の手紙 消印は一九七八年五月?日
     3 歌は終りぬ
     4 彼女はソルティー・ドッグを飲みながら波の音について語る
    第六章 羊をめぐる冒険2
     1 奇妙な男の奇妙な話(1)
     2 奇妙な男の奇妙な話(2)
     3 車とその運転手(2)
     4 夏の終りと秋の始まり
     5 1/5000
     6 日曜の午後のピクニック
     7 限定された執拗な考え方について
     8 いわしの誕生
    第七章 いるかホテルの冒険
     1 映画館で移動が完成される。いるかホテルへ
     2 羊博士登場
     3 羊博士おおいに食べ、おおいに語る
     4 さらばいるかホテル
    第八章 羊をめぐる冒険3
     1 十二滝町の誕生と発展と転落
     2 十二滝町の更なる転落と羊たち
     3 十二滝町の夜
     4 不吉なカーブを回る
     5 彼女は山を去る。そしておそう空腹感
     6 ガレージの中でみつけたもの草原のまんなかで考えたこと
     7 羊男来る
     8 風の特殊なとおり道
     9 鏡に映るもの・鏡に映らないもの
     10 そして時は過ぎて行く
     11 闇の中に住む人々
     12 時計のねじをまく鼠
     13 緑のコードと赤いコード・凍えたかもめ
     14 不吉なカーブ再訪
     15 十二時のお茶の会
    エピローグ

  • 1983Open or Close

    『中国行きのスロウ・ボート』刊行
    『中国行きのスロウ・ボート』
    『貧乏な叔母さんの話』
    『ニューヨーク炭鉱の悲劇』
    『カンガルー通信』
    『午後の最後の芝生』
    『土の中の彼女の小さな犬』
    『シドニーのグリーン・ストリート』収録
    装幀:安西水丸
    発行所:中央公論社

    レイモンド・カーヴァー 『ぼくが電話をかけている場所』翻訳・刊行

    『カンガルー日和』刊行
    『カンガルー日和』
    『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』
    『眠い』
    『タクシーに乗った吸血鬼』
    『彼女の町と、彼女の緬羊』
    『あしか祭り』
    『鏡』
    『1963/1983年のイパネマの娘』
    『バート・バカラックはお好き?』
    『5月の海岸線』
    『駄目になった王国』
    『32歳のデイトリッパー』
    『とんがり焼の盛衰』
    『チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏』
    『スパゲティーの年に』
    『かいつぶり』
    『サウスベイ・ストラット – ドゥービー・ブラザース「サウスベイ・ストラット」のためのBGM』
    『図書館奇譚』
    『あとがき』収録

    『象工場のハッピーエンド』(画・安西水丸)刊行
    『カティーサーク自身のための広告』
    『クリスマス』
    『ある種のコーヒーの飲み方について』
    『ジョン・アップダイクを読むための最良の場所』
    『FUN、FUN、FUN』
    『万年筆』
    『スパゲティー工場の秘密』
    『マイ・ネイム・イズ・アーチャー』
    『A DAY in THE LIFE』
    『双子町の双子まつり』
    『マイ・スニーカー・ストーリー』
    『鏡の中の夕焼け』
    『サヴォイでストンプ』収録
    アート・ディレクション:渡邊かをる
    デザイン:渡邊かをる、吉岡博恭、弘中克典
    発行所:CBS・ソニー出版

  • 1984Open or Close

    『波の絵、波の話』(写真・稲越功一)刊行

    『螢・納屋を焼く・その他の短編』刊行
    『螢』
    『納屋を焼く』
    『踊る小人』
    『めくらやなぎと眠る女』
    『三つのドイツ幻想
     1 冬の博物館としてのポルノグラフィティ
     2 ヘルマン・ゲーリング要塞1983
     3 ヘルWの空中庭園』
    『あとがき』収録
    装幀:安西水丸
    発行所:新潮社

    『村上朝日堂』(挿絵・安西水丸)刊行

  • 1985Open or Close

    『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』刊行
    【ハードボイルド・ワンダーランド】
    1 エレベーター、無音、肥満
    3 雨合羽、やみくろ、洗いだし
    5 計算、進化、性欲
    7 頭骨、ローレン・バコール、図書館
    9 食欲、失意、レニングラード
    11 着衣、西瓜、混沌
    13 フランクフルト、ドア、独立組織
    15 ウィスキー、拷問、ツルゲーネフ
    17 世界の終り、チャーリー・パーカー、時限爆弾
    19 ハンバーガー、スカイライン、デッドライン
    21 ブレスレット、ベン・ジョンソン、悪魔
    23 穴、蛭、塔
    25 食事、象工場、罠
    27 百科事典棒、不死、ペーパー・クリップ
    29 湖水、近藤正臣、パンティー・ストッキング
    31 改札、ポリス、合成洗剤
    33 雨の日の洗濯、レンタ・カー、ボブ・ディラン
    35 爪切り、バター・ソース、鉄の花瓶
    37 光、内省、清潔
    39 ポップコーン、ロード・ジム、消滅
    【世界の終り】
    2 金色の獣
    4 図書館
    6 影
    8 大佐
    10 壁
    12 世界の終りの地図
    14 森
    16 冬の到来
    18 夢読み
    20 獣たちの死
    22 灰色の煙
    24 影の広場
    26 発電所
    28 楽器
    30 穴
    32 死にゆく影
    34 頭骨
    36 手風琴
    38 脱出
    40 鳥

    10月5日、ギリシャのエルミオーニにて『羊男のクリスマス』のまえがきのようなもの(村上春樹にとっての佐々木マキさんの思い出)を執筆。

    『回転木馬のデッド・ヒート』刊行
    『はじめに・回転木馬のデッド・ヒート』
    『レーダーホーゼン』
    『タクシーに乗った男』
    『プールサイド』
    『今は亡き王女のための』
    『嘔吐1979』
    『雨やどり』
    『野球場』
    『ハンティング・ナイフ』収録
    装幀:岡本滋夫

    『映画をめぐる冒険』(共著者・川本三郎)刊行
    エディトリアル・スタッフ:プロデューサー-安原顯&ケンズ・プランニング
    写真提供:川喜多記念映画文化財団
    発行所:講談社

    『羊男のクリスマス』刊行

    レイモンド・カーヴァー 『夜になると鮭は・・・・』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『西風号の遭難』翻訳・刊行
    発行所:河出書房新社

  • 1986Open or Close

    『パン屋再襲撃』刊行
    『パン屋再襲撃』
    『象の消滅』
    『ファミリー・アフェア』
    『双子と沈んだ大陸』
    『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』
    『ねじまき鳥と火曜日の女たち』収録

    スコット・フィッツジェラルド 『マイ・ロスト・シティー』翻訳・刊行

    ジョン・アーヴィング 『熊を放つ』翻訳・刊行

    『村上朝日堂の逆襲』(絵・安西水丸)刊行
    自由業の問題点について
    (早)(遅)ゲーム
    交通ストについて
    関西弁について
    映画館について
    ダークブルー・スーツ
    噂!
    何故私は床屋が好きなのか
    ベルリンの小津安二郎と蚊取り線香
    教訓的な話
    趣味の音楽
    自動車について
    猫の死について
    ヤクルト・スワローズについて
    健康について
    小説家の有名度について
    セーラー服を着た鉛筆
    「ホノルル映画館」1
    「ホノルル映画館」2
    中年とは何か?その1「脱毛について」
    中年とは何か?その2「肥満について」
    学習について
    オーディオ・スパゲティー
    間違いについて
    「夏の終わり」
    不用物の集積について
    インタビューについて
    「うゆりずく」号の悲劇
    なぜ人々は本を読まなくなったのか
    「酒について」1
    「酒について」2
    政治の季節
    めまい
    植字工悲話
    読書用飛行機
    グッド・ハウスキーピング
    山口下田丸くんのこと
    バビロン再訪
    13日の仏滅
    日記とか、そういうものについて
    趣味の禁煙
    批評の味わい方
    再び山口下田丸、そして安西水丸氏について
    わりと変な一日
    雑誌の楽しみ方
    ラム入りコーヒーとおでん
    阪神間キッズ
    国分寺・下高井戸コネクションの謎
    ジャンクの時代
    春樹同盟
    長距離ランナーの麦酒
    [番外編]対談・村上朝日堂(村上春樹・安西水丸)
    装幀・本文イラスト:安西水丸
    発行所:朝日新聞社

    『夢で会いましょう』(共著者・糸井重里)刊行

    小澤征爾さんとボストン交響楽団によるコンサートでブラームスの交響曲第一番を聴く。

    『ランゲルハンス島の午後』(絵・安西水丸)刊行
    『安西水丸性 – まえがきにかえて』
    『レストランの読書』
    『ブラームスとフランス料理』
    『シェービング・クリームの話』
    『夏の闇』
    『女子高校生の遅刻について』
    『財布の中の写真』
    『みんなで地図を描こう』
    『ONE STEP DOWN』
    『洗面所の中の悪夢』
    『時計はいかにして増加するか』
    『トレーナー・シャツ雑感』
    『CASH AND CARRY』
    『UFOについての省察』
    『猫の謎』
    『哲学としてのオン・ザ・ロック』
    『デパートの四季』
    『BUSY OFFICE』
    『ニュースと時報』
    『小確幸』
    『葡萄』
    『八月のクリスマス』
    『ウォークマンのためのレクイエム』
    『「核の冬」的映画館』
    『地下鉄銀座線における大猿の呪い』
    『ランゲルハンス島の午後』
    『あとがき』収録
    装幀:安西水丸、早田二郎
    発行所:光文社

    『西風号の遭難』で第9回絵本にっぽん賞特別賞を受賞。

  • 1987Open or Close

    『ノルウェイの森(上)』『ノルウェイの森(下)』刊行

    『’THE SCRAP’ 懐かしの一九八〇年代』刊行

    『日出る国の工場』(共著者・安西水丸)刊行
    『まえがき 村上春樹』
    『メタファー的人体標本 京都科学標本』
    『工場としての結婚式場 松戸・玉姫殿』
    『消しゴム工場の秘密 ラビット』
    『経済動物たちの午後 小岩井農場』
    『思想としての洋服をつくる人々 コム・デ・ギャルソン』
    『ハイテク・ウォーズ テクニクスCD工場』
    『とことん明るい福音製産工場 アデランス』
    『あとがき 安西水丸』
    発行所:新潮社

    ポール・セロー 『ワールド・エンド(世界の果て)』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『急行「北極号」』翻訳・刊行

    8月21日、雑誌『ハイファッション』の原稿「どうして僕は雑誌の連載が苦手なのかということにつて」(『村上朝日堂 はいほー!』収録)を執筆。

  • 1988Open or Close

    『ダンス・ダンス・ダンス(上)』『ダンス・ダンス・ダンス(下)』刊行
    装画:佐々木マキ
    装幀:永原康史
    発行所:講談社

    トルーマン・カポーティ 『おじいさんの思い出』翻訳・刊行

    『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』翻訳・刊行

    W・P・キンセラ他 『and Other Stories とっておきのあめりか小説12篇』翻訳・刊行

  • 1989Open or Close

    レイモンド・カーヴァー 『ささやかだけれど、役にたつこと』翻訳・刊行

    『村上朝日堂はいほー!』(挿絵・安西水丸)刊行
    白子さんと黒子さんはどこに行ったのか?
    わり食う山羊座
    青春とよばれる心的状況の終わりについて
    腔犯まくわうり
    千葉県タクシー・ドライヴァー
    チャンドラー方式
    日本長期信用銀行のカルチャー・ショック
    ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」
    村上春樹のクールでワイルドな白昼夢
    落下傘
    ひとり旅
    サーヴィス業あれこれ
    福神漬としての懐疑
    恋に落ちなくては
    モーテルと記者会見
    『うさぎ亭』主人
    LEFT ALONE(ビリー・ホリデイに捧げる)
    チャールストンの幽霊
    無人島の辞書
    ささやかな時計の死
    「狭い日本・明るい家庭」
    スコット・フィッツジェラルドと財テク
    どうして僕は雑誌の連載が苦手なのかということについて
    CAN YOU SPEAK ENGLISH?
    ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ
    ON BEING FAMOUS(有名であることについて)
    床屋で肩こりについて考える
    オペラの夜(1)
    オペラの夜(2)
    『スペースシップ』号の光と影
    貧乏はどこに行ったのか?
    あとがき

    クリス・ヴァン・オールズバーグ『名前のない人』翻訳・刊行

    ティム・オブライエン『ニュークリア・エイジ』翻訳・刊行

    トルーマン・カポーティ『あるクリスマス』(銅版画・山本容子)翻訳・刊行
    装幀:坂川栄治
    発行所:文藝春秋

  • 1990Open or Close

    『村上春樹全作品1979~1989(1)風の歌を聴け・1973年のピンボール』刊行

    『村上春樹全作品1979~1989(2)羊をめぐる冒険』刊行

    『村上春樹全作品1979~1989(4)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』刊行

    『TVピープル』刊行
    『TVピープル』
    『飛行機 – あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか』
    『我らの時代のフォークロア – 高度資本主義前史』
    『加納クレタ』
    『ゾンビ』
    『眠り』
    挿画・挿絵:佐々木マキ
    発行所:文藝春秋

    『村上春樹全作品1979~1989(3)短篇集1』刊行

    『遠い太鼓』刊行

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集3 大聖堂』翻訳・刊行

    『PAPARAZZI』

    『雨天炎天 アトス-神様のリアル・ワールド』(写真・松村映三)刊行
    さよならリアル・ワールド
    アトスとはどのような世界であるのか
    ダフニからカリエへ
    カリエからスタヴロニキタ
    イヴィロン修道院
    フィロセウ修道院
    カラカル修道院
    ラヴラ修道院
    プロドロムのスキテまで
    カフソカリヴィア
    アギア・アンナ-さらばアトス
    装幀・本文レイアウト:アートディレクション-坂川栄治、デザイン-前田英造
    地図画:加藤修
    発行所:新潮社

    『雨天炎天 チャイと兵隊と羊-21日間トルコ一周』(写真・松村映三)刊行
    兵隊
    パンとチャイ
    トルコ
    黒海
    ホパ
    ヴァン猫
    ハッカリに向かう
    ハッカリ
    マルボロ
    国道24号線の悪夢
    国道24号線に沿って
    装幀・本文レイアウト:アートディレクション-坂川栄治、デザイン-前田英造
    地図画:加藤修
    発行所:新潮社

    雑誌『high fashion』の編集者マツオさん、安西水丸さん、村上春樹の3人でうどん三昧のうどん取材を刊行。その合間に金刀比羅宮へ訪れ、金刀比羅宮の階段を走って登る。
    【辺境・近況】

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集2 愛について語るときに我々の語ること』翻訳・刊行

    ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』翻訳・刊行

    トルーマン・カポーティ 『クリスマスの思い出』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『ハリス・バーディックの謎』翻訳・刊行

  • 1991Open or Close

    『村上春樹全作品1979~1989(5)短篇集2』刊行
    1
    『カンガルー日和』
    『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』
    『眠い』
    『タクシーに乗った吸血鬼』
    『彼女の町と、彼女の緬羊』
    『あしか祭り』
    『鏡』
    『1963/1983年のイパネマの娘』
    『窓』
    『五月の海岸線』
    『駄目になった王国』
    『32歳のデイトリッパー』
    『とんがり焼の盛衰』
    『チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏』
    『スパゲティーの年に』
    『かいつぶり』
    『サウスベイ・ストラット – ドゥービー・ブラザース「サウスベイ・ストラット」のためのBGM』
    『図書館奇譚』
    2
    『あしか』
    『月刊「あしか文芸」』
    『書斎奇譚』
    『おだまき酒の夜』
    3
    『はじめに・回転木馬のデッドヒート』
    『レーダーホーゼン』
    『タクシーに乗った男』
    『プールサイド』
    『今は亡き王女のための』
    『嘔吐1979』
    『雨やどり』
    『野球場』
    『ハンティング・ナイフ』
    『沈黙』
    装幀:和田誠
    発行所:講談社

    『村上春樹全作品1979~1989(8)短篇集3』刊行
    『パン屋再襲撃』
    『パン屋襲撃』
    『象の消滅』
    『ハイネケン・ビールの空き缶を踏む象についての短文』
    『ファミリー・アフェア』
    『双子と沈んだ大陸』
    『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』
    『ねじまき鳥と火曜日の女たち』
    『眠り』
    『トニー滝谷』
    『人喰い猫』収録
    装幀:和田誠
    発行所:講談社

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集1 頼むから静かにしてくれ』翻訳・刊行

    マーク・ヘルプリン / クリス・ヴァン・オールズバーグ 『白鳥湖』翻訳・刊行

  • 1992Open or Close

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集4 ファイアズ(炎)』翻訳・刊行

    『国境の南、太陽の西』刊行
    装幀:菊池信義
    発行所:講談社

  • 1993Open or Close

    アーシュラ・K・ル=グウィン 『空飛び猫』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『魔法のホウキ』翻訳・刊行

    アーシュラ・K・ル=グウィン 『帰ってきた空飛び猫』翻訳・刊行

  • 1994Open or Close

    『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』刊行
    1. 火曜日のねじまき鳥、六本の指と四つの乳房について
    2. 満月と日蝕、納屋の中で死んでいく馬たちについて
    3. 加納マルタの帽子、シャーベット・トーンとアレン・ギンズバーグと十字軍
    4. 高い塔と深い井戸、あるいはノモンハンを遠く離れて
    5. レモンドロップ中毒、飛べない鳥と涸れた井戸
    6. 岡田久美子はどのようにして生まれ、綿谷ノボルはどのようにして生まれたか
    7. 幸福なクリーニング店、そして加納クレタの登場
    8. 加納クレタの長い話、苦痛についての考察
    9. 電気の絶対的な不足と暗渠、かつらについての笠原メイの考察
    10. マジックタッチ、風呂桶の中の死、形見の配達者
    11. 間宮中尉の登場、温かい泥の中からやってきたもの、オーデコロン
    12. 間宮中尉の長い話・1
    13. 間宮中止の長い話・2
    Cover Arts:I Dewa Ketut Rungun “Burung bangau terbang” MUSEUM PURI LUKISAN, UBUD BALI
    発行所:新潮社

    『ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編』刊行
    1. できるだけ具体的なこと、文学における食欲
    2. この章では良いニュースはなにひとつない
    3. 綿谷ノボル語る、下品な島の猿の話
    4. 失われた恩寵、意識の娼婦
    5. 遠くの町の風景、永遠の半月、固定された梯子
    6. 遺産相続、クラゲについての考察、乖離の感覚のようなもの
    7. 妊娠についての回想と対話、苦痛についての実験的考察
    8. 欲望の根、208号室の中、壁を通り抜ける
    9. 井戸と星、梯子はどのようにして消滅したか
    10. 人間の死と進化についての笠原メイの考察、よそで作られたもの
    11. 痛みとしての空腹感、クミコの長い手紙、予言する鳥
    12. 髭を剃っているときに発見したもの、目が覚めたときに発見したこと
    13. 加納クレタの話の続き
    14. 加納クレタの新しい出発
    15. 正しい名前、夏の朝にサラダオイルをかけて焼かれたもの、不正確なメタファー
    16. 笠原メイの家に起こった唯一の悪いこと、笠原メイのぐしゃぐしゃとした熱源についての考察
    17. いちばん簡単なこと、洗練されたかたちでの復讐、ギターケースの中にあったもの
    18. クレタ島からの便り、世界の縁から落ちてしまったもの、良いニュースは小さな声で語られる
    Cover Arts:I Dewa Ketut Rungun “Burung bangau terbang” MUSEUM PURI LUKISAN, UBUD BALI
    発行所:新潮社

    『やがて哀しき外国語』刊行
    プリンストン – はじめに
    梅干し弁当持ち込み禁止
    大学村スノビズムの興亡
    アメリカ版・団塊の世代
    アメリカで走ること、日本で走ること
    スティーヴン・キングと郊外の悪夢
    誰がジャズを殺したか
    バークレーからの帰り道
    黄金分割とトヨタ・カローラ
    元気な女の人たちについての考察
    やがて哀しき外国語
    運動靴をはいて床屋に行こう
    「カーヴァー・カントリー」を描くロバート・アルトマンの迷宮映画
    ロールキャベツを遠く離れて
    ブルックス・ブラザーズからパワーブックまで
    ヒエラルキーの風景
    さらばプリンストン
    「やがて哀しき外国語」のためのあとがき
    装幀・本文カット:安西水丸
    発行所:講談社

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集6 象/滝への新しい小径』翻訳・刊行

    5月5日、プリンストンのジョーンズ・ホールで100人ほどの聴衆を前に河合隼雄さんと対談。

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『まさ夢いちじく』翻訳・刊行

    レイモンド・カーヴァー 『カーヴァー・カントリー』翻訳・刊行

    レイモンド・カーヴァー 『Cover’s Dozenレイモンド・カーヴァー傑作選』翻訳・刊行

    『使いみちのない風景』(写真・稲超功一)刊行

  • 1995Open or Close

    『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編』刊行
    1. 笠原メイの視点
    2. 首吊り屋敷の謎
    3. 冬のねじまき鳥
    4. 冬眠から目覚める、もう一枚の名刺、金の無名性
    5. 真夜中の出来事
    6. 新しい靴を買う、家に戻ってきたもの
    7. よくよく考えればわかるところ
    8. ナツメグとシナモン
    9. 井戸の底で
    10. 動物園襲撃(あるいは要領の悪い虐殺)
    11. それでは次の問題
    12. このシャベルは本もののシャベルなのだろうか?
    13. Mの秘密の治療
    14. 待っていた男、振り払うことのできないもの、人は島嶼にあらず
    15. シナモンの不思議な手話、音楽の捧げもの
    16. ここが行きどまりなのかもしれない
    17. 世界中の疲弊と重荷、魔法のランプ
    18. 仮縫い部屋、後継者
    19. とんまな雨蛙の娘
    20. 地下の迷宮、シナモンの二枚の扉
    21. ナツメグの話
    22. 首吊り屋敷の謎2
    23. 世界中のいろんなクラゲ、変形したもの
    24. 羊を数える、輪の中心にあるもの
    25. 信号が赤に変わる、のびてくる長い手
    26. 損なうもの、熟れた果実
    27. 三角形の耳、橇の鈴音
    28. ねじまき鳥クロニクル#8(あるいは二度目の要領の悪い虐殺)
    29. シナモンのミッシング・リンク
    30. 家なんて信用できたものではない
    31. 空き家の誕生、乗り換えられた馬
    32. 加納マルタの尻尾、皮剝ぎボリス
    33. 消えたバット、帰ってきた「泥棒かささぎ」
    34. ほかの人々に想像をさせる仕事
    35. 危険な場所、テレビの前の人々、虚ろな男
    36. 蛍の光、魔法のとき方、朝に目覚まし時計の鳴る世界
    37. ただの現実のナイフ、前もって予言されたこと
    38. アヒルのヒトたちの話、影と涙
    39. 二種類の異なったニュース、どこかに消え去ったもの
    40. ねじまき鳥クロニクル#17
    41. さよなら
    Cover Arts:I Dewa Ketut Rungun “Burung bangau terbang” MUSEUM PURI LUKISAN, UBUD BALI
    発行所:新潮社

    4月1日、およそ2ヶ月後に出版される『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』のあとがきを村上春樹が執筆。

    4月10日、2ヶ月後に出版される『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』のあとがきを安西水丸さんが執筆。

    『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』(絵・安西水丸)刊行
    1
    『ホルン』
    『鉛筆削り(あるいは幸運としての渡辺昇1)』
    『フリオ・イグレシアス』
    『タイム・マシーン(あるいは幸運としての渡辺昇2)』
    『コロッケ』
    『トランプ』
    『新聞』
    『ドーナツ化』
    『アンチテーゼ』
    『うなぎ』
    『高山典子さんと僕の性欲』
    『タコ』
    『虫窪老人の襲撃』
    『スパナ』
    『ドーナツ、再び』
    2
    『夜のくもざる』
    『ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶のための広告』
    『馬が切符を売っている世界』
    『バンコック・サプライズ』
    『ビール』
    『ことわざ』
    『構造主義』
    『大根おろし』
    『留守番電話』
    『ストッキング』
    『牛乳』
    『グッド・ニュース』
    『能率のいい竹馬』
    『動物園』
    『インド屋さん』
    『天井裏』
    『もしょもしょ』
    『激しい雨が降ろうとしている』
    『嘘つきニコル』
    『真っ赤な芥子』
    『夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について』
    『おまけ 朝からラーメンの歌』
    『あとがき その1 村上春樹』
    『あとがき その2 安西水丸』収録
    発行所:平凡社

  • 1996Open or Close

    『レキシントンの幽霊』刊行
    『レキシントンの幽霊』ロング・バージョン
    『緑色の獣』
    『沈黙』
    『氷男』
    『トニー滝谷』ロング・バージョン
    『七番目の男』
    『めくらやなぎと、眠る女』ショート・バージョン
    『あとがき』収録
    カバー写真:戸田嘉昭
    装丁:坂川栄司
    発行所:文藝春秋

    ビル・クロウ 『さよならバードランド-あるジャズ・ミュージシャンの回想-』翻訳・刊行

    スコット・フィッツジェラルド 『バビロンに帰る-ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2-』翻訳・刊行
    スコット・フィッツジェラルドの五つの短編
    『ジェリービーン』
    『カットグラスの鉢』
    『結婚パーティー』
    『バビロンに帰る』
    『新緑』
    エッセイ
    『スコット・フィッツジェラルドの幻影 – アッシュヴィル、1935』
    あとがき
    装幀:和田誠
    発行所:中央公論社

    11時間42分でサロマ湖100kmウルトラマラソンを完走!

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『ベンの見た夢』翻訳・刊行

    『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』(絵/安西水丸)刊行
    不健全な魂のためのスポーツとしてのフル・マラソン
    テキサス州オースティンに行く。アルマジロとニクソンの死
    人喰いクーガーとヘンタイ映画と作家トム・ジョーンズ
    この夏は中国・モンゴル旅行と、千倉旅行をしました
    ダイエット、避暑地の猫
    スカムバッグ、オルガン・ジャズの楽しみ
    小説を書いていること、スカッシュを始めたこと、またヴァーモントに行ったこと
    通信販売いろいろ、楽しい猫の「食う寝る遊ぶ」時計
    わざわざこんな忙しい年末に、車を盗まなくたっていいだろうに
    なにしろ雪のボストンから一路ジャマイカに行かなくては
    ジャック・ライアンの買い物、レタスの値段、猫喜びビデオ
    どうしようもないタニヤ、猫の調教チーム、発見された詩人
    コウタローの行方、子猫サーシャの数奇な運命、またまたボストン・マラソン
    理不尽に襲われたアヒル、懐かしい匂い、ランゴリアは怖いぞ
    生きていたコウタロー、アルバトロスのリスキーな運命、タコの死にゆく道
    猫のピーターのこと、地震のこと、時は休みなく流れる
    あとがき
    装丁:藤本やすし+キャップ
    発行所:新潮社

    マイケル・ギルモア 『心臓を貫かれて』翻訳・刊行
    プロローグ
     夢
    第一部 モルモンの幽霊
     第一章 兄弟
     第二章 血の絆
     第三章 ジョーダン・レインの家
     第四章 アルタと死んだインディアン
    第二部 黒い羊と、拒絶された息子
     第一章 黒い羊
     第二章 拒絶された息子
     第三章 フェイの秘密
     第四章 さすらいの年月
     第五章 定着した一家
    第三部 兄弟
     第一章 見知らぬ者たち
     第二章 片隅の少年
     第三章 青春の暴走
     第四章 父との暮らし
    第四部 ある種の人々の死にざま
     第一章 兄たちの肖像
     第二章 丘の上の家
     第三章 あるセールスマンの死
     第四章 レクイエム
     第五章 武装強盗事件
     第六章 離散する家族
     第七章 それぞれの帰還
     第八章 反抗
     第九章 歩く死者
    第五部 血の歴史
     第一章 ターニング・ポイント
     第二章 高名なる殺人者
     第三章 最後の言葉
    第六部 涙の谷間に
     第一章 家族の最期
     第二章 新しい家庭、古い幽霊
     第三章 秘密と骨と
     第四章 故郷からの手紙
    エピローグ
     審判
     後記
     訳者あとがき
    装幀:高橋虹慈
    本文レイアウト:上田みゆき
    発行所:文藝春秋

    『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(共著者・河合隼雄)刊行
    『前書き 村上春樹』
    『第一夜 「物語」で人間はなにを癒すのか』
    『第二夜 無意識を掘る“からだ”と“こころ”』
    『後書き 河合隼雄』
    装幀:渡辺和雄
    装画:菅原美奈子
    発行所:岩波書店

    『ねじまき鳥クロニクル』で第47回読売文学賞受賞。

  • 1997Open or Close

    『アンダーグラウンド』刊行

    『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』(絵・安西水丸)刊行
    もう十年も前のことだけど
    95年日本シリーズ観戦記「ボートはボート」
    体罰について
    砂浜のキー
    安西水丸の秘密の森
    空中浮遊はすごく楽しい
    新聞について、情報について、いろいろ
    ハイネケン・ビールの優れた点について
    梅竹下ランナーズ・クラブ通信1
    裸で家事をする主婦は正しいのか?
    趣味としての翻訳
    会社くらい素敵なものはない、のか?
    空中浮遊クラブ通信2
    テネシー・ウィリアムズはいかにして見捨てられたか
    全裸家事主婦クラブ2
    村上新聞社と「〆張鶴」ツアー
    長寿猫の秘密
    インカの底なし井戸
    条件反射は怖いのだ
    梅竹下ランナーズ・クラブ通信2
    そりゃまあ、僕はビールを飲むのが好きだけど
    空中浮遊クラブ通信3
    傷つかなくなることについて
    一事は万事なのだ
    文学全集っていったい何なんだろう
    長寿猫の秘密・出産編
    長寿猫の秘密・寝言編
    音楽の効用
    引き出しの中の煩悩の犬
    文科系と理科系
    もっと人間味のある辞書があってもいいだろう
    真昼の暗黒の回転鮨
    下を向いて歩こう
    日本はいろいろと高いですね
    梅竹下ランナーズ・クラブ通信3 やっぱり暇なんだと思うな
    抜け毛の問題
    進化する辞書
    マールボロ・マンの孤独
    ペンネームをつけておくんだったよな、しかし
    一日ですっかり変わってしまうこともある
    イタリア車は楽しい
    日本マンション・ラブホテルの名前大賞が決まりました
    果たされなかったもの
    二本立ての映画っていいですよね
    旅行のお供、人生の伴侶
    苦情の手紙の書き方
    いつまでたってもちっとも変わらないもの
    「牛も知ってる・・・・・・」
    村上にもいろいろと苦労はあるのだ
    オブラディ、オブラダと、人生はつづく
    マニュアルの裏側にあるもの
    ハングルクの電撃的邂逅
    学校はどうにもあまり好きではなかった
    更衣室で他人の悪口を言わないで下さい
    俺と僕と私
    桑田語、そしてコンビニ語
    僕らの世代はそれほどひどい世代じゃなかったと思う
    おまけ1 ホテルの名前・更に追求編
    おまけ2 ウォークマンを悪く言うわけじゃないですが
    『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』のための後日付記
    「苦情の手紙・実例」
    あとがき
    発行所:朝日新聞社

    アーシュラ・K・ル=グウィン 『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』翻訳・刊行

    レイモンド・カーヴァー 『レイモンド・カーヴァー全集5 水と水とが出会うところ/ウルトラマリン』翻訳・刊行

    『若い読者のための短編小説案内』刊行

    『ポートレイト・イン・ジャズ(Portrait in Jazz)』(共著者・和田誠)刊行
    まえがき 和田誠
    チェット・ベイカー
    ベニー・グッドマン
    チャーリー・パーカー
    ファッツ・ウォーラー
    アート・ブレイキー
    スタン・ゲッツ
    ビリー・ホリデイ
    キャブ・キャロウェイ
    チャールズ・ミンガス
    ジャック・ティーガーデン
    ビル・エヴァンズ
    ビックス・バイダーベック
    ジュリアン・キャノンボール・アダレイ
    デューク・エリントン
    エラ・フィッツジェラルド
    マイルズ・デイヴィス
    チャーリー・クリスチャン
    エリック・ドルフィー
    カウント・ベイシー
    ジェリー・マリガン
    ナット・キング・コール
    ディジー・ガレスピー
    デクスター・ゴードン
    ルイ・アームストロング
    セロニアス・モンク
    レスター・ヤング
    あとがき 村上春樹
    発行所:新潮社

  • 1998Open or Close

    アメリカ軍厚木基地内で行われた、日本盲人マラソン協会主催のマラソンに、目の見えないランナーの伴奏者として参加。

    『辺境・近境』刊行
    イースト・ハンプトン 作家たちの静かな聖地
    無人島・からす島の秘密
    メキシコ大旅行(「プエルト・バヤルタからオアハカまで」、「共同の夢を見る人々」)
    讃岐・超ディープうどん紀行
    ノモンハンの鉄の墓場(「大連からハイラルへ」、「ハイラルからノモンハンまで」、「ウランバートルからハルハ河まで」)
    アメリカ大陸を横断しよう(「病としての旅行、牛の値段、退屈なモーテル」、「ウェルカムという名の町、西部のチャイナタウン、ユタの人々」)
    神戸まで歩く
    辺境を旅する
    写真:松村映三
    イラスト:安西水丸
    装幀:新潮社装幀室
    発行所:新潮社

    『辺境・近境 写真篇』刊行

    『ふわふわ』刊行

    『CD-ROM版村上朝日堂 夢のサーフシティー』(絵・安西水丸)刊行
    パワーブックも入る僕の愛用のトートバッグ
    不調ながら完走した館山の若潮マラソン
    なかなか心穏やかに生きられない僕の読書生活
    「シャイン」と「イングリッシュ・ペイシェント」を見ました。
    5回目のボストン・マラソンを走ってきました
    道ばたの猫に「猫山さん」と話しかけてしまった
    海外旅行に持っていく携帯品リストを公開します
    「永遠の少女」ローラ・ニーロの歌が好きだった
    ヤクルト優勝までにけっこう疲れますね
    若手の自転車から一転50人抜きの村上鉄人走
    残念ですが、小説執筆でホームページは休業します
    インターネットで文体や小説が変わっていく
    読者&村上春樹フォーラム
    あとがき
    装画・本文イラスト:安西水丸
    AD:坂川事務所
    発行所:朝日新聞社

    7月12日、ハワイのオアフ島で開催されたティンマン・トライアスロンに参加。ゼッケンは1647番。

    マーク・ストランド 『犬の人生』刊行
    『更なる人生を』
    『真実の愛』
    『小さな赤ん坊』
    『大統領の辞任』
    『水の底で』
    『犬の人生』
    『二つの物語』
    『将軍』
    『ベイビー夫妻』
    『ウーリー』
    『ザダール』
    『ケパロス』
    『ドロゴ』
    『殺人詩人』
    『訳者あとがき』収録
    発行所:中央公論社

    『約束された場所で-underground(2)』刊行
    まえがき
    インタビュー
    「ひょっとしてこれは本当にオウムがやったのかもしれない」狩野浩之
    「ノストラダムスの大予言にあわせて人生のスケジュールを組んでいます」波村秋生
    「僕にとって尊師は、疑問を最終的に解いてくれるはずの人でした」稲葉光治
    「これはもう人体実験に近かったですね」増谷始
    「実を言いますと、私の前生は男性だったんです」神田美由紀
    「ここに残っていたら絶対に死ぬと、そのとき思いました」細井真一
    「麻原さんに性的な関係を迫られたことがあります」岩倉晴美
    「裁判で麻原の言動をみていると、吐き気がしてきます」高橋英利
    河合隼雄氏との対話
    『アンダーグラウンド』をめぐって
    「悪」を抱えて生きる
    あとがき
    装丁:川上成夫
    装画:脇田愛二郎
    発行所:文藝春秋

    『約束された場所で-underground(2)』で桑原武夫賞受賞。

  • 1999Open or Close

    『新版・象工場のハッピーエンド』(画・安西水丸)刊行
    『カティーサーク自身のための広告』
    『クリスマス』
    『ある種のコーヒーの飲み方について』
    『ジョン・アップダイクを読むための最良の場所』
    『FUN、FUN、FUN』
    『万年筆』
    『にしんの話』
    『スパゲティー工場の秘密』
    『マイ・ネイム・イズ・アーチャー』
    『A DAY in THE LIFE』
    『双子町の双子まつり』
    『マイ・スニーカー・ストーリー』
    『鏡の中の夕焼け』
    『サヴォイでストンプ』
    『あとがき』収録
    装丁・デザイン:久米亜紀子
    発行所:講談社
    ※1983年12月CBS・ソニー出版より刊行されたものに、単行本未収録作品『にしんの話』及び、新画稿を加え、新編集。

    『スプートニクの恋人』刊行
    装幀:坂川事務所
    装画:EMI
    発行所:講談社

    グレイス・ペイリー 『最後の瞬間のすごく大きな変化』翻訳・刊行

    『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』刊行

  • 2000Open or Close

    『神の子どもたちはみな踊る』刊行
    『UFOが釧路に降りる』
    『アイロンのある風景』
    『神の子どもたちはみな踊る』
    『タイランド』
    『かえるくん、東京を救う』
    『蜂蜜パイ』収録
    装画・挿画:北脇昇(東京国立近代美術館所蔵)
    発行所:新潮社

    ティム・オブライエン他 『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』翻訳・刊行

    ビル・クロウ 『ジャズ・アネクドーツ』翻訳・刊行

    『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』(絵・安西水丸)刊行
    デザイン:坂川事務所
    DTPデザイン:岡島敏之
    発行所:朝日新聞社

    『またたび浴びたタマ』(画・友沢ミミヨ)刊行
    [あ] アリバイが苦いバリア
    [い] 伊良部、縞柄が増し、無頼
    [う] 浦和で蒔いた、ははは、と母は大麻で笑う
    [え] A型がええ
    [お] おかしな梨顔
    [か] 硬め、ためしに〆めたメダカ
    [き] 記号はしるし、しるしは動き
    [く] 管を抜いた。ついに逝った犬を抱く
    [け] 今朝は、薬でリスクは避け
    [こ] 心はマルクス、車はロココ
    [さ] さっきの駱駝、鞍のきつさ
    [し] 知らぬことてつだって、床濡らし
    [す] 酢橘だす
    [せ] 世界に乾物、文化に生かせ
    [そ] そうよ、私したわよ。・・・・・・嘘
    [た] 誰のガッツ?メッツが乗れた
    [ち] 乳の小さな才知の父
    [つ] 妻、スローめのメロス待つ
    [て] 天狗の軍手
    [と] トナカイ好きな鱚、いか納豆
    [な] 泣くなよ、ルバシカ。縛るよ、泣くな
    [に] 西でリヤ王、大槍で死に
    [ぬ] 濡れ衣、着れぬ
    [ね] 値段、足したんだね
    [の] 野茂、たつまき決まったもの
    [は] ババリアのアリババ
    [ひ] 人の問ふ、ふとの問い
    [ふ] 蓋がなんだ!旦那がタフ
    [へ] 返金から、裏換金へ
    [ほ] 惚れた田舎は暇で麻痺、はかない垂れ穂
    [ま] またたび浴びたタマ
    [み] 三鷹の田舎、包みに三つ、家内の形見
    [む] 蒸らした股、白む
    [め] メモで<陰部>、文意で揉め
    [も] 盛岡の巷、下町の香りも
    [や] 役人、人肉屋
    [ゆ] 湯も沸いた。煮染めをメシに、対話燃ゆ
    [よ] 嫁の不義に、理解が怒りに、義父の目よ / ヨーダの留守にするのだよ
    [ら] 裸体が渋い武士がいたら
    [り] 臨死のマック抱く、妻の心理
    [る] ルイ・ビトン、飛び入る
    [れ] レオはレオ、俺は俺
    [ろ] ロシヤ旅の仕上げ、脚延びた社
    [わ] わしの意外な、内外のしわ
    装幀:大久保明子
    発行所:文藝春秋

    レイモンド・カーヴァー 『必要になったら電話をかけて』翻訳・刊行
    『序文(テス・ギャラガー)』
    『薪割り』
    『夢』
    『破壊者たち』
    『必要になったら電話をかけて』
    『どれを見たい?』
    『訳者あとがき』収録
    装幀:坂川事務所
    発行所:中央公論社

    『翻訳夜話』刊行

    20世紀最後の日。車のラジオからたまたま流れてきたブライアン・ウィルソンの『キャロライン・ノー』を聴きながら、夕焼けを眺めるためにカウアイ島のノースショアをドライブ。

  • 2001Open or Close

    『Sydney! [シドニー!]』刊行
    『1996年7月28日 アトランタ』
    『2000年6月18日 広島 オリンピック開会式まであと89日』
    『シドニー日誌
    9月11日(月曜日)シドニー到着
    9月12日(火曜日)パラマッタの聖火リレー
    9月13日(水曜日)マラソン・コースをまわってみる
    9月14日(木曜日)トライアスロンのバイク・コースを自転車で走ってみる
    9月15日(金曜日)開会式
    9月16日(土曜日)女子トライアスロン
    9月17日(日曜日)男子トライアスロン
    9月18日(月曜日)戦いが終って
    9月19日(火曜日)ブリスベンまでの長い道のり
    9月20日(水曜日)ブラジル戦の夜
    9月21日(木曜日)また同じ道を通ってシドニーに帰る
    9月22日(金曜日)なかなか愉快な砲丸投げ
    9月23日(土曜日)ボゴング・モスくんの話
    9月24日(日曜日)いよいよ女子マラソン
    9月25日(月曜日)高橋尚子の記者会見、キャシー・フリーマンの優勝
    9月26日(火曜日)雨のボンダイ・ビーチ
    9月27日(水曜日)松坂で勝てない
    9月28日(木曜日)特別番組「オーストラリアの歴史、とか」
    9月29日(金曜日)シドニーからの手紙
    9月30日(土曜日)あと一日
    10月1日(日曜日)男子マラソンと閉会式
    10月2日(月曜日)祭りのあと
    10月3日(火曜日)さよならシドニー』
    『2000年10月20日 徳島』
    『河野監督の視点』
    『悪夢とのレース』
    『2000年11月5日 ニューヨーク』
    『あとがき』収録
    装幀:関口聖司
    カバー写真:宮本敬文
    発行所:文藝春秋

    『CD-ROM版村上朝日堂 スメルジャコフ対織田信長家臣団』(絵・安西水丸)刊行
    1 毎朝4時に起き、小説執筆は順調に進んでいます
    2 多忙のなかで、シドニー五輪の取材まで決まっています
    3 小説は10稿までマラソン的書き直しです
    4 カリーナとコロナとカムリの違いを見分けられますか
    5 読書に飽きるとお風呂、ビール、また風呂、また読書
    6 「こどもの国」駅伝大会に出場した<梅竹下ランナーズ・クラブ>
    7 ニューヨーク・シティ・マラソン3時間39分でゴールイン
    8 1月12日に生まれた二人の作家
    9 1年半近くかけた小説がめでたく完成、かなりSTYLISHです
    10 アメリカの最新の辞書に“Shibuya-kei”が載っている
    11 小さな把っ手のついたドーナツが、私は好きだ
    12 鴎外の「椋鳥主義」と佐藤春夫の詩っていいですね
    13 ムンクの絵に対面し、ノルウェイの森を見た北欧の旅
    14 短編小説をうまく書くコツは3日で書きあげること
    15 バリ島の人はみんなにこにこして話をする
    16 涙、涙のブライアン来日公演実況中継
    17 東京ドームと神宮球場の大きな違い
    18 電子メールによるトラブルを避けるためには
    19 読書の秋、働き者の村上の出版予定です
    20 戦前の文士はもてたんですね、いいなあ
    21 僕の大疑問に答えてください
    22 11月末をもって無期限休止状態に入ります
    23 引っ越しをして新しい仕事のサイクルに入ります
    読者&村上春樹フォーラム
    あとがき
    装画・本文イラスト:安西水丸
    AD:坂川事務所
    発行所:朝日新聞社

    『ポートレイト・イン・ジャズ2(Portrait in Jazz2)』(共著者・和田誠)刊行
    まえがき 村上春樹
    ソニー・ロリンズ
    ホレス・シルヴァー
    アニタ・オデイ
    モダン・ジャズ・カルテット
    テディ・ウィルソン
    グレン・ミラー
    ウェス・モンゴメリー
    クリフォード・ブラウン
    レイ・ブラウン
    メル・トーメ
    シェリー・マン
    ジューン・クリスティ
    ジャンゴ・ラインハルト
    オスカー・ピーターソン
    オーネット・コールマン
    リー・モーガン
    ジミー・ラッシング
    ボビー・ティモンズ
    ジーン・クルーパ
    ハービー・ハンコック
    ライオネル・ハンプトン
    ハービー・マン
    ホーギー・カーマイケル
    トニー・ベネット
    エディー・コンドン
    ジャッキー&ロイ
    あとがき 和田誠
    レコード・ジャケット撮影:筒口直弘
    発行所:新潮社

    『村上ラヂオ』(画・大橋歩)刊行
    『スーツの話』
    『滋養のある音楽』
    『リストランテの夜』
    『焼かれる』
    『猫山さんはどこに行くのか?』
    『うなぎ』
    『ロードス島の上空で』
    『にんじんさん』
    『柿ピー問題の根は深い』
    『跳ぶ前に見るのも悪くない』
    『オブラディ・オブラダ』
    『パスタでも茹でてな!』
    『りんごの気持ち』
    『きんぴらミュージック』
    『猫の自殺』
    『すき焼きが好き』
    『太巻きと野球場』
    『30年前に起こったこと』
    『世界は中古レコード店だ』
    『オーバーの中の子犬』
    『ヴァージニア・フルフは恐かった』
    『夕方のひげ剃り』
    『ドーナッツ』
    『版画』
    『かなり問題がある』
    『おせっかいな飛行機』
    『コロッケとの蜜月』
    『教えられない』
    『あ、いけない!』
    『人はなぜちらし寿司を愛するか』
    『ワイルドな光景』
    『広い野原の下で』
    『小さな菓子パンの話』
    『ポケット・トランジスタ』
    『空の上のブラディ・メアリ』
    『真っ白な嘘』
    『へんな動物園』
    『これでいいや』
    『円周率おじさん』
    『セントラル・パークのはやぶさ』
    『恋している人のように』
    『食堂車があればいいのに』
    『長生きするのもなあ・・・』
    『骨董屋奇談』
    『けんかをしない』
    『柳よ泣いておくれ』
    『体重計』
    『ゴルフってそんなに面白いのかな』
    『道路さえあれば』
    『さよならを言うことは』
    『あとがき』
    『アンアン連載のころ 大橋歩』収録
    発行所:新潮社

    アーシュラ・K・ル=グウィン 『空を駆けるジェーン』翻訳・刊行

  • 2002Open or Close

    『海辺のカフカ(上)』『海辺のカフカ(下)』刊行
    カバー撮影:大高隆
    装幀:新潮社装幀室
    発行所:新潮社

    トルーマン・カポーティ 『誕生日の子どもたち』翻訳・刊行

    レイモンド・カーヴァー 『英雄を謳うまい』翻訳・刊行

    『バースデイ・ストーリーズ』編訳・刊行
    『ムーア人』ラッセル・バンクス
    『ダンダン』デニス・ジョンソン
    『ティモシーの誕生日』ウィリアム・トレヴァー
    『バースデイ・ケーキ』ダニエル・ライオンズ
    『皮膚のない皇帝』リンダ・セクソン
    『ダイス・ゲーム』ポール・セロー
    『永遠に頭上に』デイヴィッド・フォスター・ウォレス
    『慈悲の天使、怒りの天使』イーサン・ケイニン
    『バースデイ・プレゼント』アンドレア・リー
    『風呂』レイモンド・カーヴァー
    『バースデイ・ガール』村上春樹
    『訳者あとがき』収録
    装幀:坂川栄治+藤田知子
    装画:谷山彩子
    発行所:中央公論社

  • 2003Open or Close

    『村上春樹全作品1990~2000(2)国境の南、太陽の西・スプートニクの恋人』刊行

    『村上春樹全作品1990~2000(4)ねじまき鳥クロニクル1』刊行

    『村上春樹全作品1990~2000(5)ねじまき鳥クロニクル2』刊行

    『村上春樹全作品1990~2000(6)アンダーグラウンド』刊行

    『村上春樹全作品1990~2000(7)約束された場所で/村上春樹、河合隼雄に会いにいく』刊行

    J・D・サリンジャー 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』刊行
    装丁:坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)
    発行所:白水社

    『少年カフカ』刊行

    『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』刊行

  • 2004Open or Close

    『アフターダーク』刊行
    ブックデザイン:和田誠
    写真:稲超功一
    発行所:講談社

    ティム・オブライエン 『世界のすべての七月』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『2ひきのいけないアリ』翻訳・刊行
    装丁:桂川潤
    発行所:あすなろ書房

    『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』刊行

  • 2005Open or Close

    『ふしぎな図書館』(絵・佐々木マキ)刊行
    ブックデザイン:菊池信義
    発行所:講談社

    『ふしぎな図書館』刊行

    『象の消滅 短篇選集1980-1991』刊行
    『刊行に寄せて ゲイリー・L・フィスケットジョン(新元良一訳)』
    『アメリカで『象の消滅』が出版された頃 村上春樹』
    『ねじまき鳥と火曜日の女たち』
    『パン屋再襲撃』
    『カンガルー通信』
    『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』
    『眠り』
    『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』
    『レーダーホーゼン』
    『納屋を焼く』
    『緑色の獣』
    『ファミリー・アフェア』
    『窓』
    『TVピープル』
    『中国行きのスロウ・ボート』
    『踊る小人』
    『午後の最後の芝生』
    『沈黙』
    『象の消滅』収録
    Wire Art:藤掛正邦
    Photo:田村邦男<新潮社写真部>
    Book Design:新潮社装幀室
    発行所:新潮社

    グレイス・ペイリー 『人生のちょっとした煩い』翻訳・刊行

    クリス・ヴァン・オールズバーグ 『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』翻訳・刊行
    装丁:桂川潤
    発行所:あすなろ書房

    『東京奇譚集』刊行
    『偶然の旅人』
    『ハナレイ・ベイ』
    『どこであれそれが見つかりそうな場所で』
    『日々移動する腎臓のかたちをした石』
    『品川猿』収録
    装画・挿画:松永かの
    発行所:新潮社

    『意味がなければスイングはない』刊行
    シダー・ウォルトン 強靭な文体を持ったマイナー・ポエト
    ブライアン・ウィルソン 南カリフォルニア神話の喪失と再生
    シューベルト「ピアノ・ソナタ第十七番ニ長調」D850 ソフトな混沌の今日性
    スタン・ゲッツの闇の時代1953-54
    ブルース・スプリングスティーンと彼のアメリカ
    ゼルキンとルービンシュタイン 二人の ピアニスト
    ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?
    スガシカオの柔らかなカオス
    日曜日の朝のフランシス・プーランク
    国民詩人としてのウディー・ガスリー
    あとがき
    装幀:渡辺和雄
    装画:Artemis Records社 CDジャケット 「The Bach Guild」シリーズのイラストより
    発行所:文藝春秋

  • 2006Open or Close

    『「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』刊行

    チェコのフランツ・カフカ賞とアイルランドのフランク・オコナー賞を受賞。

    7月23日、年末に出版される『はじめての文学 村上春樹』のあとがきのようなもの「かえるくんのいる場所」を執筆。

    『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』刊行

    スコット・フィッツジェラルド 『グレート・ギャツビー』翻訳・刊行

    『はじめての文学 村上春樹』刊行
    『シドニーのグリーン・ストリート』
    『カンガルー日和』
    『鏡』
    『とんがり焼の盛衰』
    『かいつぶり』
    『踊る小人』
    『鉛筆削り(あるいは幸運とそていの渡辺昇1)』
    『タイム・マシーン(あるいは幸運としての渡辺昇2)』
    『ドーナツ化』
    『ことわざ』
    『牛乳』
    『インド屋さん』
    『もしょもしょ』
    『真っ赤な芥子』
    『緑色の獣』
    『沈黙』
    『かえるくん、東京を救う』
    『かえるくんのいる場所』収録
    ブックデザイン:大久保明子
    発行所:文藝春秋

  • 2007Open or Close

    レイモンド・チャンドラー 『ロング・グッドバイ』翻訳・刊行
    ロング・グッドバイ
    訳者あとがき 準古典小説としての『ロング・グッドバイ』
    装幀:チップ・キッド+ハヤカワ・デザイン
    発行所:早川書房

    『村上かるた うさぎおいしーフランス人』(絵・安西水丸)刊行
    1
    [あ] アリの世界はなんでもありだ
    [い] いくら否認しても、妊娠八ヶ月なの
    [う] うさぎおいしーフランス人
    [え] 遠足じゃないよ、新婚旅行だ
    [お] お嬢さん、素敵な虫垂ですね
    [か] かわいい魚屋、山賊がねらう
    [き] キミがおくてもシロミがまずけりゃ
    [く] クマの宴会で耳たぶをとられた
    [け] けっこうこたえる、山猫ルンバ
    [こ] 困りますね、お客さん、素顔じゃ
    [さ] 鮫肌姉妹のあいだにはさまれてしまった
    [し] 死んでもシンドバッド
    [す] 少ししたらジミヘンを出してやれ
    [せ] センセーショナルな扇子ですね
    [せ] ゾンビは待てない。今すぐ実行
    [た] 太鼓をそんなに叩いたら、霊感も逃げます
    [ち] 知恵の輪ブラジャーにはお手上げ
    [つ] 強い風が吹くとおへそが乾くよ、お嬢さん
    [て] てんびん座の金魚屋が親友
    [と] ドラゴンズ、また海老フライをあげてしまった
    [な] 長いお別れ、終らないあいさつ
    [に] ニラレバの世界にタラレバはない
    [ぬ] 濡れタオルは、尻尾じゃないぞ
    [ね] 猫にジェームズ・コバーン、豚に牧伸二
    [の] のろい呪いは神経が疲れる
    [は] はと麦畑でつかまえるのはクワガタくらい
    [ひ] 非常口はあっち、そこは下駄箱
    [ふ] ふうふう吹いても、いっこうに収まりません
    [へ] へんくつな靴屋、皮肉屋の肉屋
    [ほ] ホットケーキのおかわりも三度まで
    [ま] 参るぞ、でべそ
    [み] 見ると、ジャクソンだった
    [む] 無形文化財は透明人間
    [め] 目隠しされ「マイ・ウェイ」を歌わされた
    [も] 文句があるならピアノをもってこいよ
    [や] やんちゃな祖母は、おさげにしている
    [ゆ] 湯煙だと思ったら、さんま祭りだった
    [よ] よう、レオだよ、レオ。ほら『タイタニック』の
    [ら] ランボルギーニは高下駄はあわないよ
    [り] 陸の上なら負けないんだがな
    [る] ルイに呼ばれて、トランペット友だちになる
    [れ] レノンに腕押し、ラブ・アンド・ピース
    [ろ] ローリング・ストーンズに、大事なことはみんな教わった
    [わ] 笑うアボカド、そんなに楽しいか
    2
    [あ]あしか、浜辺をさまよえば
       あの子の額はアールデコ
    [い]言っちゃいけない、それはキンクス
       命まではとらない。二度半殺しにする
    [う]嘘泣きはいいが、ハナまで垂らすな
       宇宙、そりゃ広かったぞ
       牛の知らせはもーいやだ
    [え]エンニオ・モイリコーネなしで出てこいよ
    [お]大タコに道を教えられてしまった
       大船に乗ったつもりが、平塚で降ろされる
    [か]飼い犬に手を握られた
       軽いイルカはいるかい
    [き]聞き上手の話し下手
       君はころころの妻だから
    [く]食うか、かまぼこ、わさびもあるよ
       暗いイラク、隣は夜だん
    [け]健康診断で、けっこう死んだ
    [こ]このもみあげが、僕のおみやげ
       コーエン兄弟、公園デビュー
       高僧の香草焼き
    [さ]猿も木からバンジージャンプ
       さかりのついた四輪馬車
    [し]新幹線には感心せんな
    [す]杉花粉でクッキーをこんがり焼いてみました
    [せ]背中にピアスじゃ、痛くて眠れない
    [そ]それはとても大笑い海岸だ
    [た]堕落したラクダは気楽だ
    [ち]チルチルミチルは、見る見る散った
    [つ]妻には水を、花には愛を
    [て]テキサス・チェーンソーまさかりをひとつください
    [と]とんびにたかられて、かえるはたまらない
       とんだことで、まことにぴょんぴょんでしたね
    [な]何回読んでも難解だ
    [に]肉球をじっと見る石川猫木
    [ぬ]ぬんちゃくは巾着に入れるな
    [ね]猫にさとされ、犬にあきれられ
    [の]野原いっぱい咲く花に、大笑いされた
    [は]歯医者が復活して、目医者は面白くない
    [ひ]ヒンデンブルクはひげおやじ
    [ふ]フロイトの夢は夜開く
    [へ]別件逮捕は波乱含み
    [ほ]ほんとに、豹柄でいいんですね
       奔放、初公開だぞ。ほら
       ボルシチ捕物帖、市中引き回し
    [ま]まったく不幸中のわいわいだった
    [み]耳を揃えてタマを返してください
    [む]ムソルグスキーは禿げ頭
    [め]メロンの気持ちはわからない
    [も]物語はすべてハクションです。ティッシュのご用意を
    [や]やりたい放題、イタリヤ人
    [ゆ]ゆうべの噛んだ小指が痛い
    [よ]よこしまなシマウマとは珍しいですね
    [ら]裸体のたらいまわし
    [り]理屈じゃないよ、味噌汁は
       理由なきはんこは押すな
    [る]留守番の番する
    [れ]れんこんの穴にそんなもの流し込むな
    [ろ]ロンより証拠
    [わ]わらにもすがる、重い・・・・・・重すぎる!
    デザイン:大久保明子
    発行所:文藝春秋

    『走ることについて語るときに僕の語ること』刊行
    前書き | 選択事項(オプショナル)としての苦しみ
    第1章 | 誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろう?(2005年8月5日 ハワイ州カウアイ島)
    第2章 | 人はどのようにして走る小説家になるのか(2005年8月14日 ハワイ州カウアイ島)
    第3章 | 真夏のアテネで最初の42キロを走る(2005年9月1日 ハワイ州カウアイ島)
    第4章 | 僕は小説を書く方法の多くを、道路を毎朝走ることから学んできた(2005年9月19日 東京)
    第5章 | もしそのころの僕が、長いポニーテールを持っていたとしても(2005年10月3日 マサチューセッツ州ケンブリッジ)
    第6章 | もう誰もテーブルを叩かず、誰もコップを投げなかった(1996年6月23日 北海道サロマ湖)
    第7章 | ニューヨークの秋(2005年10月30日 マサチューセッツ州ケンブリッジ)
    第8章 | 死ぬまで18歳(2006年8月26日 神奈川県の海岸にある町で)
    第9章 | 少なくとも最後まで歩かなかった(2006年10月1日 新潟県村上市)
    後書き | 世界中の路上で
    装丁:渡辺和雄
    本文デザイン:野中深雪
    写真撮影:カバー・扉(小平尚典)、カラー口絵(P1〜3 景山正夫、P4〜8 松村映三)
    発行所:文藝春秋

    『村上ソングズ』(共著者・和田誠)刊行
    まえがき
    神さましか知らない
    幸福とはジョーという名の男
    人生のイミテーション
    ニューヨークの秋
    ムーンライト・ドライブ
    ブルーに生まれついて
    ジーン
    中国行きのスロウ・ボート
    イングリッド・バーグマンの歌
    ブルー・モンク(修行はつらい)
    この家は今は空っぽだ
    パッチズ
    眠る峰
    オキナワに戻るよ
    自活する子供を神は祝福する
    さよならを言うたびに
    ガルヴェストン
    自殺をすれば痛みは消える
    孤独は井戸
    生きているうちにしたいこと
    ミス・オーティスは残念ながら
    酒とバラの日々
    羊くん(ミスター・シープ)
    1957年のディズニー・ガールズ
    五時のホイッスル
    よそには行かないで
    ステート・トゥルーパー
    バン・バン(和田誠訳)
    誰にも奪えない(和田誠訳)
    発行所:中央公論社

  • 2008Open or Close

    トルーマン・カポーティ 『ティファニーで朝食を』翻訳・刊行

    『うずまき猫のみつけかた』刊行

  • 2009Open or Close

    『1Q84 BOOK1 <4月-6月>』刊行
    【青豆】
    第1章 見かけにだまされないように
    第3章 変更されたいくつかの事実
    第5章 専門的な技能と訓練が必要とされる職業
    第7章 蝶を起こさないようにとても静かに
    第9章 風景が変わり、ルールが変わった
    第11章 肉体こそが人間にとっての神殿である
    第13章 生まれながらの被害者
    第15章 気球に碇をつけるみたいにしっかりと
    第17章 私たちが幸福になろうが不幸になろうが
    第19章 秘密を分かち合う女たち
    第21章 どれほど遠いところに行こうと試みても
    第23章 これは何かの始まりに過ぎない
    【天吾】
    第2章 ちょっとした別のアイデア
    第4章 あなたがそれを望むのであれば
    第6章 我々はかなり遠くまで行くのだろうか?
    第8章 知らないところに行って知らない誰かに会う
    第10章 本物の血が流れる実物の革命
    第12章 あなたの王国が私たちにもたらされますように
    第14章 ほとんどの読者がこれまで目にしたことのないものごと
    第16章 気に入ってもらえてとても嬉しい
    第18章 もうビッグ・ブラザーの出てくる幕はない
    第20章 気の毒なギリヤーク人
    第22章 時間がいびつなかたちをとって進み得ること
    第24章 ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう
    装幀:新潮社装幀室
    装画:NASA/Roger Ressmeyer/CORBIS
    発行所:新潮社

    『1Q84 BOOK2 <7月-9月>』刊行
    【青豆】
    第1章 あれは世界でいちばん退屈な町だった
    第3章 生まれ方は選べないが、死に方は選べる
    第5章 一匹のネズミが菜食主義の猫に出会う
    第7章 あなたがこれから足を踏み入れようとしているのは
    第9章 恩寵の代償として届けられるもの
    第11章 均衡そのものが善なのだ
    第13章 もしあなたの愛がなければ
    第15章 いよいよお化けの時間が始まる
    第17章 ネズミを取り出す
    第19章 ドウタが目覚めたときには
    第21章 どうすればいいのだろう
    第23章 タイガーをあなたの車に
    【天吾】
    第2章 魂のほかには何も持ち合わせていない
    第4章 そんなことは望まない方がいいのかもしれない
    第6章 我々はとても長い腕を持っています
    第8章 そろそろ猫たちがやってくる時刻だ
    第10章 申し出は拒絶された
    第12章 指では数えられないもの
    第14章 手渡されたパッケージ
    第16章 まるで幽霊船のように
    第18章 寡黙な一人ぼっちの衛星
    第20章 せいうちと狂った帽子屋
    第22章 月がふたつ空に浮かんでいるかぎり
    第24章 まだ温もりが残っているうちに
    装幀:新潮社装幀室
    装画:NASA/Roger Ressmeyer/CORBIS
    発行所:新潮社

    8月『ノルウェイの森』が10,000,000部を突破。部数を伸ばした背景には、『ノルウェイの森』の映画化、エルサレム賞の受賞、『1Q84』のヒットなどが理由としてある。

    レイモンド・チャンドラー 『さよなら、愛しい人』翻訳・刊行

    スコット・フィッツジェラルド 『冬の夢』翻訳・刊行

    『めくらやなぎと眠る女』刊行

  • 2010Open or Close

    『1Q84 BOOK3 <10月-12月>』刊行
    【牛河】
    第1章 意識の遠い縁を蹴るもの
    第4章 オッカムの剃刀
    第7章 そちらに向って歩いていく途中だ
    第10章 ソリッドな証拠を集める
    第13章 これが振り出しに戻るということなのか?
    第16章 有能で我慢強く無感覚な機械
    第19章 彼にできて普通の人間にできないこと
    第22章 その目はむしろ憐れんでいるように見える
    第25章 冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる
    第28章 そして彼の魂の一部は
    【青豆】
    第2章 ひとりぼっちではあるけれど孤独ではない
    第5章 どれだけ息をひそめていても
    第8章 このドアはなかなか悪くない
    第11章 理屈が通っていないし、親切心も不足している
    第14章 私のこの小さなもの
    第17章 一対の目しか持ち合わせていない
    第20章 私の変貌の一環として
    第23章 光は間違いなくそこにある
    第26章 とてもロマンチックだ
    第29章 二度とこの手を放すことはない
    【天吾】
    第3章 みんな獣が洋服を着て
    第6章 親指の疼きでそれとわかる
    第9章 出口が塞がれないうちに
    第12章 世界のルールが緩み始めている
    第15章 それを語ることは許されていない
    第18章 針で刺したら赤い血が出てくるところ
    第21章 頭の中にあるどこかの場所で
    第24章 猫の町を離れる
    第27章 この世界だけでは足りないかもしれない
    第30章 もし私が間違っていなければ
    【天吾と青豆】
    第31章 サヤの中に収まる豆のように
    装幀:新潮社装幀室
    装画:NASA/Roger Ressmeyer/CORBIS
    発行所:新潮社

    『ねむり』刊行

    レイモンド・カーヴァー 『ビギナーズ』翻訳・刊行

    『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです-村上春樹インタビュー集1997-2009』刊行

    シェル・シルヴァスタイン 『おおきな木』翻訳・刊行

    レイモンド・チャンドラー 『リトル・シスター』翻訳・刊行

    11月16日、村上春樹の自宅で小澤征爾さんと最初の対話。

    12月11日、映画『ノルウェイの森』が日本公開。

  • 2011Open or Close

    1月13日、村上春樹の東京の事務所で小澤征爾さんと2度目の対話。(1度目は2010年11月16日)

    『村上春樹 雑文集』刊行

    2月10日、村上春樹の東京の事務所で小澤征爾さんと3度目の対話。

    2月22日、村上春樹の東京の事務所で小澤征爾さんと4度目の対話。

    3月29日、東北大震災の18日後。ハワイのホノルルで村上春樹と小澤征爾さんの5度目の対話。

    6月27日〜7月6日、「小澤征爾スイス国際音楽アカデミー」に同行。

    『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』刊行

    『小澤征爾さんと、音楽について話をする』刊行

  • 2012Open or Close

    マルセル・セロー『極北』翻訳・刊行

    5月12日、ハワイ大学マノア校から名誉博士号を取得。

    『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』刊行

    レイモンド・チャンドラー 『大いなる眠り』翻訳・刊行

    『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で、第11回小林秀雄賞受賞。

  • 2013Open or Close

    『『小沢征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック 小沢征爾×村上春樹』の音楽CDのライナーノーツを執筆する。

    5月6日、親交のあった河合隼雄さんの「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設にあたって公開インタビューを行う。村上春樹による文化庁長官時代の河合隼雄さんの物真似から始まり、村上春樹が慣れないという関西弁で「アイムソーリー、アイムソーリー」と河合隼雄さんのダジャレを話すと、その場の空気が一気に和んだ。

    『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』刊行

    大学生として上京以来、一貫してヤクルト・スワローズのファンを続けた結果、ヤクルトスワローズのファンクラブ「Swallows CREW」の名誉会員に就任。名誉会員は、リアクション芸人の代表格(※Wikipedia調べ)出川哲朗に続いて2人目の快挙。

    『恋しくて – TEN SELECTED LOVE STORIES』刊行
    『愛し合う二人に代わって』マイリー・メロイ
    『テレサ』デヴィッド・クレーンズ
    『二人の少年と、一人の少女』トバイアス・ウルフ
    『甘い夢を』ペーター・シュタム
    『L・デバードとアリエット – 愛の物語』ローレン・グロフ
    『薄暗い運命』リュドミラ・ペトルシェフスカヤ
    『ジャック・ランダ・ホテル』アリス・マンロー
    『恋と水素』ジム・シェパード
    『モントリオールの恋人』リチャード・フォード
    『恋するザムザ』村上春樹
    『訳者あとがき – いろんな種類の、いろんなレベルのラブ・ストーリー』収録
    装幀:田中久子
    装画:竹久夢二『黒船屋』(大正八年)竹久夢二伊香保記念館所蔵
    発行所:中央公論新社

    10月31日、客員研究員を務めるハワイ大学マノア校であった「東アジアを旅するテキスト 村上春樹の読まれ方」と題したシンポジウムで講演。

  • 2014Open or Close

    J・D・サリンジャー『フラニーとズーイ』翻訳・刊行

    『女のいない男たち』刊行
    『ドライブ・マイ・カー』
    『イエスタデイ』
    『独立器官』
    『シェエラザード』
    『木野』
    『女のいない男たち』収録

    エディンバラ国際ブックフェスティバル(Edinburgh International Book Festival)に登壇。
    8月23日は『ねじまき鳥クロニクル』について新聞紙ガーディアンの記者と対談、翌24日は新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』についての講演。

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