村上春樹新聞

ローリング・ストーンズに、大事なことはみんな教わった

ローリング・ストーンズを構成している各先生方がこんなことをおっしゃっている。

まずはミック・ジャガー先生。
「・・・・・・まじめに学校行って、先公の言うこと聞いて、せっせと勉強なんてやってると、馬鹿になるぞ。とりかえしのつかねえ馬鹿によお」

次いで、相棒のキース・リチャーズ先生。
「・・・・・・楽しいことやって、堂々と生きてきゃいいじゃん。誰に遠慮して人生送るわけよ?」

ビル・ワイマン先生
「・・・・・・好きにやれよ。なーんも考えずに、好きにばあっとやってりゃいいんだよ。・・・・・・」

ロン・ウッド先生
「女なんてな、好き放題にこませばいいのよ。そんなへいこらしたってさ、女はやらせてくんねえの。・・・・・・」

そして最後にチャーリー・ワッツ先生
「上司に叱られたあ?どつきかえさんかい。そんなことしとったら、なめられたまま一生終わるぞ。偉そうなこと言う上司はどつきまわしたれ。おまえらなんぼのもんじゃい、言うて・・・・・・」

どの先生の言葉もガツーンと心に響いてくる。
これぞ生涯教育というもんだ!

『村上かるた うさぎおいしーフランス人』の【ろ】
「ローリング・ストーンズに、大事なことはみんな教わった」