村上春樹新聞

『風の歌を聴け』に出てきた映画

『風の歌を聴け』に出てきた何本かの映画。

デヴィッド・リーン監督『戦場にかける橋』

「僕」とガールフレンドが布団にくるまってサンドウィッチを齧りながらテレビで見ていた映画。
映画の中で、兵隊が行進中に流れる印象的な音楽『ボギー大佐のマーチ(クワイ河マーチ)』を、村上春樹の短編『カンガルー通信』の主人公はカセット・テープに吹き込んでいました。
※『カンガルー日和』ではなく『カンガルー通信』

サム・ペキンパー監督『ガルシアの首』

サム・ペキンパーの映画が上映されるたびに映画館に行く「僕」と妻。そんな「僕」の気に入っているペキンパー作品。
読者からの質問集『これだけは、村上さんに言っておこう・・・』の中で、監督サム・ペキンパーの作品について、村上春樹がちょっと語っていました。
『ダンディー少佐』や『『ガルシアの首』、『バイオレント・サタデー(オスターマン・ウィークエンド』などについて。

サム・ペキンパー監督『コンボイ』

サム・ペキンパーの作品を全盛時代からクロノロジカルに見てきた村上春樹にとって、『コンボイ』は見ていてもの悲しくさせる映画なんだとか。

アンジェイ・ワイダ監督『灰とダイヤモンド』

川本三郎さんと映画を語りまくった本『映画をめぐる冒険』の中でも取り上げられた映画。で、何てコメントしてたんだっけ?

イェジー・カヴァレロヴィチ監督『尼僧ヨアンナ』

『映画をめぐる冒険』の中で正式には取り上げられなかったけれど、村上春樹が書いた前書きの中で触れられています。
何を言ってたかというと・・・う〜ん、思い出せないなぁ。

村上春樹の長編小説に出てきた映画