村上春樹新聞

『ファミリー・アフェア』の主人公が渡辺昇と妹に伝えたいい言葉

村上春樹の初期の短編のひとつ『ファミリー・アフェア』。
この中で、物語の主人公が渡辺昇と妹に伝えた言葉。
名言ってほどのもんじゃないけど、うん、いい言葉じゃん!とは思う。

『ファミリー・アフェア』の主人公が渡辺昇に伝えた言葉。

「良い面だけを見て、良いことだけを考えるようにすれば、何も怖くないよ。悪いことが起きたら、その時点でまた考えればいいさ」

『ファミリー・アフェア』の主人公が妹に伝えた言葉。

「良い面だけを見て、良いことだけを考えるようにするんだ。そうすれば何も怖くない。悪いことが起きたら、その時点で考えるようにすればいいんだ」

『ファミリー・アフェア』が暖かい印象を含んでいるのは、この言葉があるからなのかもしれない。